40年前友人から貰った「月下美人」の苗が3年後、突然夕方に開花。音を立てて開花する神秘的なその様は、言葉には表せない感動でした。この「月下美人」が、草花にレンズを向けるきっかけの作品で、私の原点です。時には岐阜県、長野県へも出掛けますが、主に身近な野山を歩きながら四季折々の草花、樹木などに季節の移ろいを感じ、レンズを向けています。特に雨の日はよく出掛けます。晴れの日では見ることが出来ない神秘的な世界に出会うことがよくあります。これからも、出来るだけ「自然のままに」を心掛けて撮影をしていきます。自然美や造形の妙味を感じていただけたら幸いです。

作品点数 ： カラー、半切サイズ　60点
・デジタルによる作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。