「ワー　きれいだな」「ウン　これは感動ものだ」など、その時の様々な思いを写真に記録しようとカメラを手にした人たちが集まった教室です。創立7年、5回目の写真展です。
　NHK文化センター札幌校の写真教室を母体に集まったクラブです。
　「もっと上手に」「もっときれいに」「もっといい写真に」と日々、勉強していますが、「これが、上手できれいでいい写真」という決まりはどこにもないと私は思います。
　「適正露出は？」とよく聞かれますが、これも決まりはないのです。（標準的な露出はあります）　渋味を出すために露出をアンダー気味に黒っぽくする人、反対に白っぽくして明るい味わいを出す人など、撮影者が「これが良い」というのが適正露出ということです。
　撮影者自身が「好きだなぁこの写真」「上手く撮れたなぁこの写真」「見てもらいたいなぁこの写真」というのが最高の写真だと私は思っています。
　「自己満足」。それで良いのです。さらに見ていただいた方にお褒めの言葉をいただけたなら「超最高」です。
　そんな気持ちを込めた作品を展示しました。

講師　河野　誠