- 開催期間
- 2024年5月17日(金)~5月30日(木)
*2週間開催 - 開館時間
- 10:00~19:00
(入館は終了10分前)
*5月23日(木)と最終日は14:00まで - 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース2
- 入場料
- 無料
年度別リスト
富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト
【写真家たちの新しい物語】
上吉川祐一写真展「いのち」
■ 写真展の見どころ
- 畜産農家からタンナー※までを丁寧に取材し、牛革製品が完成するまでの過程を撮影した作品を展示。
- 普段は見る機会の少ない皮の加工工程やそれを支える職人たちの真剣な表情などを、ライティングなど細部にまでこだわって撮影した作品により、現場の臨場感が伝わる写真展。
- 牛を食肉加工した際に副産物として産出される皮を利用して制作された牛革製品を通じて、「いのちの大切さ」について考えるきっかけとなる写真展。
※ 動物の皮を鞣(なめ)して革にする製革事業者のこと。
■ 写真展について
若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」として、牛革製品ができるまでを撮り続けている上吉川祐一氏による写真展を開催いたします。
生活の中に当たり前のようにある財布、かばん、ランドセルなどの牛革製品は、牛を食肉用に加工した際に産出される副産物を用いて制作されています。牛革財布の撮影をきっかけにそれらがどのようにして作られているのかに興味を持った上吉川氏は、原材料となる牛を育てる畜産農家から地元である兵庫県たつの市のタンナーまで、多くの関係者とコミュニケーションをとりながらその過程を撮影してきました。上吉川氏の丁寧な取材による牛革製品が生まれるまでのストーリーを紡いだ写真展です。
■ 写真家からの写真展紹介
皮革産業の盛んな兵庫県たつの市で生まれ育ちました。初めて牛革財布の撮影依頼を受けたのは15年前。その後も依頼をいただく中で、どのような過程を経て牛革製品となっていくのかに興味が湧き、取材を続けてきました。食肉加工をするための屠畜場では目を背けたくなるようなシーンもありましたが、大切な命をいただいて生活をしているという事実にあらためて気付かされました。私たち消費者が目にするのは製品となった後ですが、その過程には多くの人たちが関わっています。写真展を通じてその人たちの思いとともに私たち人間は動物や生き物たちに生かされているということが少しでも伝わればうれしく思います。
作品点数 : 全倍・全紙サイズ等、カラー、約35点(予定)
・デジタルによる作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。
主催 : 富士フイルム株式会社
企画 : デジタルカメラマガジン編集部
【写真展併催イベント】 上吉川 祐一 氏によるギャラリートーク
開催日時 | 2024年5月18日(土)・19日(日) 各日14:00から (約30分間) (参加無料・予約不要) | ||
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会場 | 富士フイルムフォトサロン 大阪 写真展会場内 | ||
講師 | 上吉川 祐一 ※5月19日(日)はゲストを交えてのトークを予定しています。
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※ 座席はございませんので、予めご了承ください。
※ イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。
<プロフィール>
上吉川 祐一 (かみよしかわ・ゆういち)
1978年、兵庫県たつの市生まれ。7年間のスタジオ勤務を経て薬師山写真館を設立。これまでにポートレート8,000組、ウエディング3,700組を撮影。ポートレートからドキュメンタリーまで臨場感や空気感を大切にした撮影を行っている。主な写真展にたつの市企画展「ParisTatsuno」(2020年/たつの市大正ロマン館)、「Paris2020」(2021年/ソニーストア大阪αPLazaギャラリー)など。
第59回富士フイルム営業写真コンテスト テーマ賞など受賞多数。
公益社団法人 日本写真家協会会員。
【巡回展】
富士フイルムフォトサロン 東京 | 2024年1月19日(金)~2月1日(木) |
富士フイルムフォトサロン 札幌 | 2024年3月15日(金)~3月20日(水・祝) |
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。