古くから親しまれている小倉百人一首の情景を写真で表現してみました。
浮世絵師「葛飾北斎」は『姥がゑとき』として、二十七首を描き残しているようですが私は、和歌と写真との融合をテーマとし、自分なりの解釈で百人一首のすべてを写真で表現しました。
歌枕とされている所は、今や、当時と比べれば想像もつかないほど様変わりしているところも少なくなく、撮影の際の苦労も多々ありましたが、デジタルの力を借りて表現出来たと思っております。
それらの写真から歌意を読み取って頂き、古の世界に浸ってもらえれば幸いです。

作品点数 ： A3サイズ　100点

＜プロフィール＞
兼子 勇 （かねこ いさむ） 1949年　京都府生まれ
2017年に商業写真スタジオを閉じたのち、趣味としての写真に切り替え、今回が初めての写真展です。

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