- 開催期間
- 2021年10月22日(金)~2021年10月28日(木)
※ 本写真展は、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休館のため、会期を変更いたしました。
- 開館時間
- 10:00~19:00
(最終日は14:00まで/入館は終了10分前) - 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース2
- 入場料
- 無料
年度別リスト
富士フイルムフォトサロン若手写真家応援プロジェクト
【写真家たちの新しい物語】
鵜川 真由子写真展「LAUNDROMAT」
■ 「写真家たちの新しい物語」について
富士フイルムフォトサロンは、若手写真家の皆様に写真展を行う意義や楽しみを見出していただき、写真文化の発展に繋げる為、2013年から年数回、若手写真家応援プロジェクト「写真家たちの新しい物語」を開催しています。当社は写真展を開催する為のプリントや制作費等を支援しています。
■ 展示概要
NYの都市部には古い建物が多く水回りが弱いため、住宅のほとんどに洗濯機がなく(高級なコンドミニアムや洗濯室があるビルなどを除いて)コインランドリー(Laundromat)に通うのが一般的なのだそうです。よく見ると、街の至る所にコンビニと同じくらいたくさんのLaundromatがあることに気づきます。そこには当たり前の人の営みが。いくつものランドリーを巡り、そこに集う人々を撮影しました。刺激的なNYの街とは違うローカルな物語にスポットを当てた作品です。地域ごとに個性があり、多様な人種や民族に出会えるのもNYならでは。街は人でできていると改めて感じています。
■ 写真家からの写真展紹介
ニューヨーク クイーンズ地区のサニーサイドやジャクソンハイツは、中心部のマンハッタンから少し離れた、移民が多く住む小さな国の集合体のような地域。何回目かの訪問で少し長く滞在した時、洗濯はどうすればいいのか?という素朴な疑問から、NYの洗濯事情に興味を持ちました。大都会なのに、実はとてもアナログな街だというギャップがNYの好きなところでもあるのですが、Laundromatもそんな要素の一つ。どんな人種やジェンダー、貧富も関係なく「洗濯する」という同じ目的のために空間を共有し、洗濯物を通して他人のプライベートやアイデンティティを垣間見ることができる不思議な場所です。クイーンズから始まり、マンハッタンやブルックリンでいくつものランドリーをまわり、自分も洗濯機を回しながら様々な人たちと時間を共にし、都会の片隅で日々生まれているストーリーを写し撮りました。
■ 写真展関連プログラム
旅で偶然出会った人との時間を大切にする鵜川氏は、なぜLAUNDROMAT(コインランドリー)を撮影場所に選んだのか? 鵜川作品の魅力の秘密がわかるインタビュー動画です。ぜひ、ご覧ください。
作品点数 : 全紙サイズ、カラー、約40点
主催 : 富士フイルム株式会社
<プロフィール> 鵜川 真由子 (うかわ まゆこ)
大阪生まれ。株式会社松濤スタジオを退社後アシスタントを経て独立。
ポートレイトを中心に広告や雑誌などで活動する傍ら作品制作を続けている。2015年にNYに住む日本人の愛をテーマにした、アパレルブランドとのコラボ展「NY Love Stories」を企画し、撮影で訪れたことをきっかけにNYの写真を撮り始めた。
2010年 | ・グループ展「ひかり」 /ギャラリーアビィ |
2012年 | ・個展 「The Secret Garden」 /dish |
2013年 | ・TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD入賞 ・グループ展「nice to meet you」/十和田市美術館 ・個展 「Out of the Garden」 /キヤノンギャラリー(銀座・仙台・梅田・福岡) |
2015年 | ・グループ展「Alternative!」/ Gallery Conceal ・個展 「NY Love Stories」/ニューヨーカー銀座フラッグシップショップ ・個展 「Ginza Love Stories」/ニューヨーカー銀座フラッグシップショップ |
2017年 | ・個展 「Rhapsody in Blue」/キヤノンギャラリー(銀座・梅田・名古屋) |
2018年 | ・グループ展「FUN展」/A-Gallery |
2021年 | ・個展 「Wonderlaund」をNine Galleryにて同時開催予定 |
TV出演 | ・BS朝日 「ニッポン絶景街道」 |
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。