- 開催期間
- 2021年3月5日(金)~2021年3月11日(木)
- 開館時間
- 10:00~19:00
(最終日は14:00まで/入館は終了10分前) - 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース2
- 入場料
- 無料
年度別リスト
富士フイルムフォトサロン 大阪
フジフイルム スクエア 企画写真展
幕末明治を写した記録写真
Photographs of the Late Edo / Early Meiji Period
~フジフイルム スクエア 写真歴史博物館 収蔵品より~
幕末から明治時代の初期にかけて日本各地を写した記録写真は「横浜写真」と呼ばれています。幕末に来日した英国人のフェリーチェ・ベアトは、日本各地の風景や人物を撮影し、1864年に横浜で営業写真館を開業、その時販売した外国人向けの解説文付き写真アルバムが、「横浜写真」アルバムのはじまりです。
「横浜写真」は来日外国人の土産用として人気が高く、その後は、日本人の写真家達が競って日本各地の風景、風俗を撮影し、「横浜写真」アルバムにして販売しました。
「横浜写真」アルバムは、蒔絵(まきえ)や螺鈿(らでん)を施した漆塗りの豪華な木製表紙に、四切サイズ程度のモノクロの鶏卵紙に人工彩色した、50枚から100枚の写真を装丁しています。その豪華な作りから、西洋の写真文化と日本の伝統工芸が融合した和洋折衷の美術工芸品と呼べ、現在では、写真の記録的価値、文化的価値が改めて見直されています。
本展では、「横浜写真」アルバムの写真から選りすぐりの当社収蔵作品を展示します。約150年前の日本の風景、建物、生活、人物をお楽しみください。
※ 展示作品はオリジナルプリントを忠実に再現した、高画質の銀写真プリントです。
作品点数 | (Ⅰ) 日本を紹介した各地の名所風景 | 45点 | |
(Ⅱ) 日本を紹介した風俗 ・ 生活習慣 | 41点 | ||
(Ⅲ) 幕末の肖像 | 6点 | 合計 92点 | |
※作品サイズ:25×30センチ |
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。