日本リンホフクラブは、大判カメラのスタンダード的であるリンホフカメラを愛好する仲間の集まりで、その基本理念として「銀塩フイルムによる写真文化の継承と発展」を唱えて、会員の「技術向上」のための定期的な講習会・講評会の開催と大判カメラの普及を目指して一般カメラマンに対して「大判カメラの基礎講習」を実施しています。

　これまで開催してきた写真展の作品は、テーマとして「日本の輝ける風景」として、主に、川・湖や森と樹々、山や滝、渓流と言ったいわゆるネイチャー（自然風景）でしたが、今回から積極的に人工物はもちろん、あらゆる被写体を取り入れてのテーマ「大判カメラでとらえた世界」とし、日々の営みの中で目にする光景や何気なく見過ごしているものに大判カメラを向けて撮った作品が加わりました。
　「大判カメラの情報量の多さと階調豊に表現できる銀塩フイルムのすばらしさ」を多くの方々に鑑賞していただきたいと考えています。

日本リンホフクラブ