- 開催期間
- 2015年7月17日(金)~2015年7月23日(木)
- 開館時間
- 10:00~19:00
(最終日は14:00まで) - 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース1
- 入場料
- 無料
年度別リスト
日本航空写真家協会写真展「18th SKY GRAFFITI 2015」
日本航空写真家協会(JAAP)は、航空関係のプロ写真家の集団です。
航空といえば、それだけで専門性のある分野にとらわれますが、JAAPの会員は、軍用機、民間機、航空スポーツ(気球・グライダー・スカイダイビング等)など、さらに細分化された専門性を発揮して活動しています。
JAAPは1987年に設立され、現在会員・会友数は17人。写真展は今回が18回展にあたります。前回同様、会員・会友作品とともに、一般公募作品も併せて展示いたします。
デジタル一眼レフの発達と普及により、飛行機写真愛好家の数は飛躍的に増えています。航空自衛隊の基地などで行われる航空祭には、万を超える愛好者が500mm、600mmという超望遠レンズを抱えて集まります。エアショーを見ることイコール写真を撮る、という状況です。成田や羽田など大空港の近傍やターミナル・デッキでは、平日休日を問わず、必ず数十人の愛好者が、離着陸する旅客機を追っています。
また、羽田の新滑走路、中部国際空港、関西空港など、もとより人工島として建設され空港では、陸からの撮影が難しいため、JAAPが呼びかけ、船上撮影会も開催しています。10数人で船のチャーター・コストを分担しあい、愛好者一人では困難な撮影機会を作っています。
最近のカメラは優れた機能を持ち、撮影に昔のような修練を要しません。写真を撮ることは基本的に個人技ですから、このことが独りよがりになる傾向を作ります。JAAPは写真内容を高めたいと願う飛行機写真愛好家に呼びかけ、講習会や合評会を行い、撮影で陥りやすい問題点の克服や着眼点、画像補正技術の実際を語ってきました。こうした場では、参加者相互に作品を見せ合うことにより、さらなる撮影意欲を高める効果を生んでいます。
JAAPは全国のハイレベルの飛行機写真愛好家の皆さんに注目される団体になってきました。プロだから上手いとはかぎりません。ハイエンドのアマチュア諸氏の作品的勢いに気圧されるかもしれません。しかしそれもよし。案外、明日の作品作りへのいい影響力となるように思います。
日本航空写真家協会会長 瀬尾 央
【写真展 併催イベント】として、7月18日(土)、7月19日(日)
トークセミナーを開催いたします。
トークセミナー A | タイトル: 「航空自衛隊機から見る空の世界」-空撮の話- 開催日時: 2015年7月18日(土)13:30~15:00(受付開始13:00~) 講師: 日本航空写真家協会・会員 赤塚 聡氏 |
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トークセミナー B | タイトル: 「どうして飛行機は飛べるのか?」-空力の話- 開催日時: 2015年7月19日(日)13:30~15:00(受付開始13:00~) 講師: 帝京大学理工学部航空宇宙工学科教授 米田 洋氏 |
会場 | 富士フイルムフォトサロン大阪 特設会場 |
参加費 | 無料 |
定員 | 各回80名(事前申込制) ※トークセミナー(A・B)両方希望も可能です。 |
お申し込み | 富士フイルムフォトサロン大阪 へお電話ください。 TEL:06-6205-8000 (平日10:00~18:00) |