「東京写真月間2013」の事業の一つとして感動発信！感動共存！をキャッチフレーズに掲げ今年も「写真の日」記念・公募による写真展が開催されました。言葉では言い尽くせないシーンも写真なら伝えられます。この公募展では写真撮影技術の優劣や被写体の珍奇さを競うのではなく写す人が何に感動し、そして何を人に伝えようとしてシャッターを切ったのかを問う写真を求めています。被写体との出会いや発見を大切にして一人一人が心に感じたものを映像として記録するだけでなく、写真を撮る楽しみ、写真を飾る喜び、そして写真を軸に家族や友達と語り合う「時」と「場」を広げて頂きたいと思います。
公募作品のテーマは"自由作品の部"と"ネイチャーフォトの部"の２部門です。
"自由作品の部"は、家族、子供、友達、旅行、乗り物、お祭り、花火、スポーツなどの他、人やビル、建造物など人工物のある風景が題材で、犬やネコなどペットや家畜もこの部門になります。一方、自然写真の分野、"ネイチャーフォトの部"は、花、昆虫、鳥、動・植物、水中、雪や氷、自然現象、山岳、四季折々の人工物の入らない風景などがテーマになります。本年の外務大臣賞は海外で遭遇した優しい眼差しの女性の作品、環境大臣賞は自然の美しさを捉えた男性の作品、それぞれ部門の特徴を発揮した二つの大臣賞をご高覧ください。入選・入賞された方はもとより、初めてこの展覧会をご覧になる方も本公募展でバラエティーに富んだ沢山の写真をご鑑賞戴ければ今後の撮影のヒントが得られ、また写真の楽しさをより深くご理解頂けるものと信じて止みません。