この1月、写真集「響」を出版しました。私が20代後半から撮り始めていた京都をテーマにして。それまで何度も何度も写真展を重ね一つの区切りとしてこの響展を開催します。京都をテーマとした写真展、写真集は沢山あります。私は私の切り口を考え「形」というものを作画の中心に考え「光と影」を融合させこのような作風を作り上げました。
丁度、フィルムからデジタルへの移行期、私的にはフィルムで始めたこのテーマ。デジタルになり表現の出来に戸惑いながらの撮影でした。でもやっと完成です。

沖野　豊