- 開催期間
- 2008年6月6日(金)〜2008年6月12日(木)
- 開館時間
- 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪
- 入場料
- 無料
富士フイルムフォトサロン 大阪
今川 昇志 写真展「中国〜天空の彩」
6,740米の主峰、13座から成る神の山『梅里雪山』、1991年日中登山隊17名雪崩全員死亡の悲劇の山,未登の聖地に12月末撮影に挑戦、強風快晴、酸欠と寒気
凛として朝光に輝く峰々、強風に揺らぐ三脚にしがみ付き、シャッターを切る、陽は昇り帰路につくも困難を極める。4,300米の白馬峠越えは恐怖の連続、撮れた満足感と無事の帰還に自ら合掌、厳しい撮影の旅だった。
東川の『紅土高原』も酸欠で頭痛に悩む、この悪条件に何故拘泥わり生きるのか、聴けば遥か昔、漢族に追われこの地に辿り着き逞しく生き続けて来た天空に住む民だった。
澄んだ空気、艶やかな色彩が綾なす美しい風景が広がっていた。
又、『元陽の棚田』も細美で息を飲む、急峻な山を操り、水を操り生き続ける人々が居た。645中判カメラで捉えた人間と自然が綾なす素晴らしい空気を感じて頂ければ幸いです。
是非ご高覧下さい。
今川 昇志