- 開催期間
- 2008年5月16日(金)〜2008年5月22日(木)
- 開館時間
- 会場
- 富士フイルムフォトサロン 大阪
- 入場料
- 無料
富士フイルムフォトサロン 大阪
河本 禎 写真展「日本百名山 大台ケ原の四季 PartⅡ」
大台ケ原は奈良県と三重県境を南北に延びる台高山脈の山で、年間降雨量が4500ミリを超す日本有数の多雨地帯です。主峰は日出ヶ岳(1695m)で年間何日かは280Km先の富士山も見えます。そんな大台ケ原に16年通い、撮りためた風景写真を観て頂きたいと思います。熊野灘に近く四季を通じて霧がよく発生するため、光と霧の織りなす風景はいつも興奮させられます。大台ヶ原にはブナ、唐桧、楓、みず楢、橡、それと花の咲く、あかやしお、しろやしお、石楠花、ツツジ等多くの木々が生えており被写体には事欠きません。
最近では鹿の食害のために若木が育たない、又多くの人々が訪れ自然の破壊が進むため、入山にも規制が加えられるようになりました。
こんな現状の大台ケ原を写真で残しておきたいと、これからも通って撮りたいと思います。
今回写真展に展示する写真もおさめた、「日本百名山 大台ケ原の四季」の写真集を出版致しましたので、合わせて観て頂けますとこの上ない歓びです。
河本 禎