学生時代に僕の故郷、奈良で開催されたシルクロードの博覧会。あのときの感動は今でも脳裏に焼き付いている。あれから約30年が経過した2017年、いよいよ実際にシルクロードを旅する機会を得た。はじめに中国のウルムチからカザフスタン、キルギスを約3週間すべて陸路を使って移動しました。旅の最後にキルギスから中国に抜ける国境が理由もなく閉鎖されていて、バスで5時間あまりで着く距離を急遽空路に変更しバス5時間と飛行機3本を乗り継いで辿り着いたのも今ではいい思い出だ。
その後も旅を続け、2019年までの3年間で18か国を歩いた。のべ100日以上にわたる旅の記録には、過去のシルクロードの面影と現在に暮らす人々の営みが写っていた。

作品点数 ： サイズ（全紙～全倍）・カラー・約50点

＜プロフィール＞
三田崇博　TAKAHIRO SANDA
1975年奈良県生駒市生まれ。 世界遺産撮影をライフワークとし現在までに100 を超える国と地域で350 か所以上の世界遺産の撮影を行い各種雑誌やカレンダーに作品を提供している。 定期的に全国各地で開催している写真展は100 回を超える自称日本一写真展をする写真家。日本写真家協会（JPS）会員。総合旅行取扱管理者の資格も有する。

• オフィシャルページ

【写真展併催イベント】 三田崇博氏によるギャラリートーク

※ 新型コロナ感染状況により予告なしに中止する場合がございます。