必撮主義を実感！面白いカメラに出会いました。長年ズームレンズ付きカメラで連写撮影にどっぷりつかり慣れきっているのに、ある日、気まぐれにクラッセ２台（ＷとＳ）のみで撮影に出かけてみました。
（クラッセ「ＫＬＡＳＳＥ」－フジフイルム３５ミリ高性能高級コンパクトフイルムカメラ）
単体レンズのため、ボクシング選手のようにフットワークを生かしての前後、左右、高低と自由に動きながら被写体との距離をとり、対話しながら撮影を楽しんだのが今回の展示作品です。単体レンズだから自分の足を生かしての撮影は、従来の作品つくりより新鮮味を感じました。なんだか半世紀前に写真を始めたころのモノクロ、単体レンズ時代を思い出し相通じるものを感じました。自分の新しい面をみつけました。
使用感は、レンズの切れ味、カラー色再現申し分なし、何と言っても軽いのが良い！

鈴木智明