- 開催期間
- 2008年2月29日(金)〜2008年3月5日(水)
- 開館時間
- 会場
- 富士フイルムフォトサロン 名古屋
- 入場料
- 無料
富士フイルムフォトサロン 名古屋
下里隆明×下里さちこ写真展 「素顔の子どもたち」「街は金魚ばち」
「素顔の子どもたち」下里隆明
「子どもは宝」「子を見ること、親にしかず」「子ゆえの闇」「子を棄つる藪はあれど、身を棄つる藪はなし」「銀も 金も玉も 何せむに まされる宝 子(児)にしかあめやも」など、子どもを育てるにあたっての諺は、枚挙に遑がない。
子どもにレンズを向けていると、親に甘える、親に頼る、家業の手伝い、縋り付く、ひとり立ちのアピール、遊びに熱中する子など、素直な子どもの表情が飛び込んでくる。
まさに、精一杯生きている姿が映し出される、そんななかの素顔の子どもたちを捉えてみました。是非ご高覧下さい。
「街は金魚ばち」下里さちこ
無機質な街のなかで 時を刻むのは 私だけのような錯覚を覚えます
それは まるで水の中で 自分を感じることに似ています
ガラスの中から行きかう人々に視線を向けて ただ見つめているだけで
見られているだけなのに なぜか心がはずみ踊ります
視線をクロスしあい 刺激的に物語へと発展していく 現実と幻想が交差する街
それは まるで金魚ばちのなかで泳いでいるようです。