「サンクチュアリ～serendipity～」
「serendipity（セレンディピティ）」とは、思わぬものを偶然に発見する能力、幸運を招きよせる力を意味する言葉で、お伽話「セレンディップの三王子」からうまれた造語である。旅に出た3人の王子は、おもしろい才能をもっていた。たえずものを見失う。それをさがすのだが、さがすものは出てこなくて、思いもかけないものが飛び出してくるのである。それが一度や二度ではなく、何度も何度もおこった、という話である。
「こどもさんは、おもしろいと思ったことをしまっておけないんです」と、絵本作家の故かこさとしさんも言っていた。
2013年秋から2019年秋までに合計17回も東アフリカを訪れた。
サンクチュアリには、神聖な場所・聖域・鳥獣保護地区といった意味があり、東アフリカはまさにサンクチュアリ、私にとっても誰にも邪魔をされない自己表現の聖域だった。
サンクチュアリで出会った、しまっておけないセレンディピティをここに集めました。

作品点数 ： 全倍・全紙・半切サイズ等、カラー（又はモノクロ）、約35点

＜プロフィール＞
加藤直子（Naoko Kato） keen photographer
1960年東京生まれ、渋谷区在住。

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