- 開催期間
- 2019年8月30日(金)~2019年9月4日(水)
- 開館時間
- 10:00~18:00
- 会場
- 富士フイルムフォトサロン 札幌
- 入場料
- 無料
年度別リスト
富士フイルムフォトサロン 札幌
澤谷信康写真展
「世界自然遺産知床 生命輝くキムンカムイ(羆)」
太古の昔から悠久の時を経て、今なお原始の息吹を感じる原生林に包まれた知床連山、その山々が北海道のオホーツク海に突き出している場所が知床半島である。
先住民であるアイヌの人々がシリエトク(地の果て)と名付けたこの場所は、日本の面積378,000平方kmに対し710平方km、長さ70km、幅約25kmの小さな半島で1964年知床国立公園に指定、2005年7月世界自然遺産に指定される。
知床の海には流氷が押し寄せ、クジラ、シャチ等が回遊し、各河川にはサケ、カラフトマス等が回帰遡上し、奥深い原生林にオジロワシ、シマフクロウ、エゾフクロウ、多種類の小鳥等、哺乳類はヒグマ、エゾシカ、キタキツネ等、多種多様の生き物が生息し、知床特有の生態系を作り上げている。
この生態系の頂点に立つのが日本最大の肉食獣エゾヒグマである。アイヌの人々はエゾヒグマをキムンカムイ(山の神)と崇めていた。知床半島を埋め尽くした流氷が南風で動き出し、海明けを知らせる頃、ヒグマが目覚め生命のドラマが始まるのである。
是非、富士フイルムフォトサロンにて、世界自然遺産知床 生命輝くキムンカムイ(羆)を感じていただければと思います。