- 開催期間
- 2017年3月31日(金)~2017年4月5日(水)
- 開館時間
- 10:00~19:00
- 会場
- 富士フイルムフォトサロン 札幌
- 入場料
- 無料
年度別リスト
写真家たちの新しい物語】 山形 豪 写真展「Go Wild!」
~南部アフリカ 動物たちの最驚楽園(サイキョーラクエン)~
■「写真家たちの新しい物語」について
富士フイルムフォトサロンは、若手写真家の皆様に写真展を行う意義や楽しみを見出していただき、写真文化の発展に繋げる為、2013年から年4回、公募展「写真家たちの新しい物語」を開催しています。当社は写真展を開催する為のプリントや制作費等を支援しています。
■ 写真展趣旨
本企画第9弾は、アフリカの野生動物を撮り続けている山形豪氏の写真展を開催いたします。
子供の頃アフリカに滞在し、サファリに魅了され、写真家という夢を持った山形氏。苦労しても好きなことのために頑張る姿勢や、やりたいことをあきらめないという力強さは、子供たちにも見ていただきたい姿です。山形氏の魅力が写真から伝わる写真展です。
「アフリカの自然」と聞いて日本人の多くが想像するのは、水に乏しい枯草色のサバンナに佇む野生動物だろう。しかしそのイメージは、ごく一部の地域の特徴にすぎない。アフリカ大陸は広大だ。北アメリカにヨーロッパ、インド、中国に日本を足してもまだ余るほどの面積を持っている。アフリカは、その巨大さゆえに私たちの想像力では追いつかないほどの多彩な表情を持っているのだ。
特に、私が取り組んでいる「南部アフリカ」と呼ばれる南アフリカ・ナミビア・ボツワナの3つの国は、砂漠や湿地、山や海など、大陸の中でも変化に富んだ環境を持ち、特にカラフルな自然の息づく地域だ。ゾウやライオンといった大型哺乳類はもちろん、ユニークな姿の多彩な野鳥、透き通る皮膚を持つヤモリなど、南部アフリカほど多種多様な生き物がのびのびとくらす楽園は、アフリカ大陸の他の地域にはないだろう。と同時に、そこは常に食うか食われるかの厳しい世界だ。だからこそ、彼らの日常は生きる歓びに満ちている。
少年時代を西アフリカで過ごし、東アフリカにも住んでいた私だが、この南部アフリカだけは訪れるたびに新しい出会いがあり、16年通い続けてもなお飽きることがない。他のアフリカ地域では目にすることのできないさまざまな驚きが、ここにはある。「最強」ならぬ「最驚の楽園」、南部アフリカの魅力が伝われば幸いだ。
山形 豪
後援 : | 株式会社集英社 ・ 株式会社道祖神 ・ 株式会社風景写真出版 特定非営利活動法人アフリカゾウの涙ボツワナ共和国大使館 ・ 港区教育委員会 (五十音順) |
【山形豪による ギャラリートーク (一般向け)】
日時 | 2017年3月31日(金)・4月1日(土) 両日とも13:00~・15:00~ 所要時間約30分 会場へ直接お越しください。 座席の用意はございません。 |
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参加 | 無料 |
予約 | 不要 |
<プロフィール> 山形 豪(やまがた ごう)
アフリカの自然をこよなく愛する写真家。
1974年群馬県生まれ。少年時代を西アフリカのブルキナファソ、トーゴで過ごし、大自然の美しさに魅了される。ICU高校を卒業後、東アフリカのタンザニアに渡り、野生動物や風景の写真を撮り始め、写真家を志す。2000年以降は、南部アフリカを主なフィールドとして、野生動物や風景を撮り続ける傍ら、より多くの人にアフリカの自然を体感してもらうべくサファリツアーのガイドとしても活動している。