- 開催期間
- 2017年3月24日(金)~2017年3月29日(水)
- 開館時間
- 10:00~19:00
- 会場
- 富士フイルムフォトサロン 札幌
- 入場料
- 無料
年度別リスト
富士フイルムフォトサロン 札幌
芦川 洋 写真展 「桜心(はなごころ)」
春、日本全国を時速2kmの歩みで進むと言われる桜前線、その土地土地で人々の心に何かを語りかけてゆく桜。北国ではじっと耐えねばならない長く厳しい冬があり、だからこそ尚更のように春の到来を爽やかに告げ、通り過ぎてゆく。
桜について古をたどると、元来は野生育ちで里山に自生するものを愛でたようだが、桜好きの先人たちはこれを身近な所にと自邸の庭に植え、その後に鎌倉とも江戸期とも言われるが、人の手により園芸種として一層の存在へと昇華させてきた。桜に関する記述によれば「桜を賞美して花という。単に花といえば古来桜を指す」と評される位の存在である。
本写真展「桜心(はなごころ)」では、私たちのこころの花である桜を、山野に咲く姿、身近に愛でられる姿、人の手によってさらに美しく魅せる姿、一方で自らは接ぎ木による複製という運命を持つ姿を作者の手により表現した、一連の写真展にしました。
どうぞご高覧ください。
<芦川 洋 プロフィール>
神奈川県生まれ、宮城県仙台市を経て、2015年5月より北海道札幌市在住
大阪芸術大学 芸術学部 写真学科 卒業
<活動歴>
2008年~2016年 モダンアート協会 モダンアート展
2012年~2015年 大阪芸術大学 グループ展「塊展」