「私の好きな写真」をテーマに、グループメンバー各々が写真の既成概念やジャンルにとらわれず、柔軟かつ自由な発想で創り上げた全紙プリント約50枚を一堂に会した写真展です。作品を制作し発表するだけではなく、プリント指定から額装、展示企画、会場受付まで、一貫してメンバー主体で行う、本格的ながらどこか温もりを感じる企画になっています。日頃見逃してしまいそうな「景色」や「いきもの」の何気ない表情や仕草。そこに撮り手が見極める「光と影」、そして「工夫」のエッセンスを添えた「作品」達の世界観を感じて頂ければ幸いです。
　また、写真の力を通じて何か社会貢献をしたいという思いから、2011年より写真展期間中にポストカード販売による募金活動を行っています。今回も東日本大震災及び熊本震災支援活動に役立ててもらう事を目的に、募金活動を実施いたします。

グループ18％GRAY一同

<グループ18％GRAYについて>
　2009年「ヨドバシカメラ札幌～テーマ別写真教室」参加者の中から有志が集まり、当時より担当の広告写真家 橋本タミオ先生を講師にお迎えしグループを結成しました。グループ名は、露出計の「白と黒」の基準《平均反射率＝18％》から由来しています。「白は白く」、「黒は黒く」写真表現するために絶対に必要な基本色、「18％のグレー色」の考えを私たちは大事にしています。カメラの自動露出機能などに頼らない「マニュアルカメラ感覚での撮影」をポリシーに、幅広い年齢層からなるメンバーが作品づくりを行っています。