上高地：春の新緑、夏は清水、秋は黄葉、冬の風雪など、四季を通じて人々を魅了し続けます。
　　　　誰もが一度は訪れたいと思うことでしょう。
尾　瀬：春は遅い4月末の雪解けから始まります。
　　　　夏は草花、秋は霧氷、そして冬、人々は近づくことさえできない豪雪地。
一の倉：谷川岳を代表する沢であり、その奥には大岩壁が立ちはだかっています。
　　　　逆断層のため登攀は非常に困難なものです。
　　　　春は残雪、夏は靄(もや)、秋は雲、冬は青氷で人を寄せつけません。

撮影には、構図、色、ピント、露出等、とても難しく体力と忍耐が必要です。最近想ことがあります。「出会い」です。人と人との出会い、風景との出会い、刻の出会い。ことの始まりは、「出会い」が大切なのではないかと･･･。
これからも通い続けます。幽邃の地(物静かで奥深い風景)へ。
是非ご高覧ください。

多羅尾　正夫