- 開催期間
- 2022年8月19日(金)~2022年8月25日(木)
- 開館時間
- 10:00~18:00
(最終日は14:00まで) - 会場
- 富士フイルムフォトサロン 名古屋 スペース1
- 入場料
- 無料
年度別リスト
フジフイルム スクエア 企画写真展
石井誠人写真展 「alive photo -生きる-」
ウェディング・フォトグラファーの石井誠人氏が取り組んでいるのが、病と闘いながら生きようとしている人を撮る“alive photo(アライブ・フォト)”。この活動には「僕の撮る写真で死を宣告された方に笑顔を少しでも与えられれば」「彼らが『生き続ける』ことにつながれば」「病に苦しんでいる方の癒やしに少しでもなれたら」「その方の愛する家族、友人、恋人の為に何か残せれば」という石井氏の強い思いが込められています。本展では、石井氏が活動を通じて出会った人たちを丁寧に写した作品をご紹介します。
モエノちゃん
2015年12月に小児がんが判明。2018年3月に退院して大好きなクラシックバレエを再開したが、同年6月に余命宣告を受ける。翌年の発表会への参加を目標にしていたが難しかったため、先生にお願いして10月22日にバレエ教室にて一人発表会を行う。翌年、2019年5月15日、19歳という若さで亡くなりました。
アイカさん
2017年1月にガンが再発、医師より余命宣告を受ける。医師から「好きなことをやらせてあげてください」といわれ、急遽、2017年2月に日本で結婚式をあげる。その後、9月にハワイでフォトウェディングをあげたいとの依頼を受け、ビーチ挙式を提案し、9月29日に行う。2018年2月18日、亡くなりました。
ジュン君
三人兄弟の次男(三男と双子)として生まれる。生まれて13時間後に新生児けいれんを起こし、心肺停止するもなんとか蘇生し、NICUのある病院へ4ヶ月入院。重度重複障害で多くの困難を抱えながらも、明るく人と関わりながら笑顔で暮したいと願っている。28歳(2021年10月時点)。
写真展にご協力いただきましたご家族の皆様に心から感謝申し上げます。 石井誠人
作品点数 : 全紙・半切サイズ、カラー・モノクロ、約20点(予定)
<プロフィール>
石井 誠人 (いしい まこと)
25年前の米国留学中に写真を学ぶ。帰国後、ウェディング撮影を中心に仕事をはじめ、2010年には米国ハワイ州での活動を開始。これまでに多くの著名人のウェディング撮影を行う。 2018年からは日本とハワイを行き来しながら、ライフワークとして末期癌や難病の方々の無償撮影を行うプロジェクト「alive photo」に取り組む。2020年、日本での本格な活動をスタート。「空気のような瞬間」、「一瞬だけ覗かせる何気無い表情」、「心に触れる瞬間」を切り取ることに定評がある。
※ 写真展・イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。