ニュースリリース
「Xシリーズ」の交換レンズラインアップを拡充!
小型ながら開放F値2.8-4.0の明るさと最速0.1秒の高速AFを実現した標準ズームレンズ
「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」
超広角ながら歪曲収差を徹底的に抑え、デジタル補正なしで中心から周辺まで高い解像感を実現
「フジノンレンズ XF14mmF2.8 R」
新発売
2012年9月18日
2012年10月9日更新
2012年11月30日更新
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、フルサイズセンサー搭載機に匹敵する超高画質をAPS-Cサイズで実現する、レンズ交換式プレミアムカメラの交換レンズラインアップとして、「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」を平成24年11月上旬、「フジノンレンズ XF14mmF2.8 R」を平成24年12月より発売いたします。
独自の光学技術を結集した「フジノン XFレンズ」は、周辺解像度と周辺光量に配慮し色収差を徹底的に抑えた、非球面レンズを含む高品質なオールガラス製レンズです。明るい開放F値にこだわり、暗いシーンでの撮影やボケ味を生かした撮影にも最適です。フジノン独自の「スーパーEBCコーティング」により優れた反射防止効果を実現し、フレアやゴーストの発生を低減します。1/3EVステップの絞りリングを搭載し、露出や被写界深度を繊細にコントロールすることが可能です。また、レンズ外部鏡筒や外装部分には、すべてに金属パーツを採用し、高い質感と高品位な外観にこだわっています。同時に、さまざまな環境におけるプロ写真家の撮影にも耐えうる堅牢性を追求しました。しっとりと手になじむ質感を追求しつつ、精密な操作性も実現しています。
「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は、最速0.1秒の高速AF合焦を実現し、広角27mm(*1)から中望遠84mm(*1)までカバーする標準ズームレンズです。高度な光学設計や最適な部品配置により、広角側F2.8から望遠側F4.0と明るさを保ちながら小型化を実現。手ブレ補正機構を搭載し、幅広いシーンでの快適な撮影をサポートします。
「フジノンレンズ XF14mmF2.8 R」は、歪曲収差を徹底的に抑え、デジタル補正なしで中心から周辺まで高い解像感を実現する、風景撮影に適した焦点距離21mm(*1)の超広角レンズです。鏡筒上には距離指標・被写界深度指標とフォーカスリングを装備。深い被写界深度を生かして、指標を目安にリングを操作してマニュアルでピントを合わせる撮影スタイルが可能で、スナップ撮影にも適しています。
*1 35mm判換算
製品名 | 発売日 | 希望小売価格 |
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フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | 平成24年11月上旬 <2012年10月9日追記> 発売日決定: 平成24年11月17日(土) |
オープン |
フジノンレンズ XF14mmF2.8 R | 平成24年12月 <2012年11月30日追記> 発売日決定: 平成25年1月19日(土) |
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記
1. 主な特長
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- (1) 高速AFで撮りたい瞬間を逃さない、小型設計の「フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LMOIS」
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- 10群14枚レンズと7枚円形絞り羽根で構成され、広角27mm(*1)から中望遠84mm(*1)まで、使用頻度の高い焦点域を1本でカバーする標準ズームレンズ。開放F値2.8-4.0と明るく、暗いシーンでの撮影やボケ味を生かした撮影に適しています。
- フォーカスレンズ群の軽量化やリニアモーター駆動により、最速0.1秒の高速AF合焦を実現。撮りたい瞬間を逃しません。静音性に優れており、動画撮影にも適しています。
- 高度な光学設計や最適な部品配置により、広角側F2.8から望遠側F4.0と明るさを保ちながら小型化を実現。さまざまなシーンで最高峰の画質をお楽しみいただけます。
- レンズシフト式手ブレ補正機構を搭載。約4段分の補正効果で手ブレによる失敗を防ぎます。
- (2) 超広角ながら歪曲収差を徹底的に抑え、周辺まで高い解像感を実現。 風景撮影に適した「フジノンレンズ XF14mmF2.8 R」
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- 7群10枚レンズと7枚円形絞り羽根で構成され、中心から周辺まで高い解像感を実現する、21mm(*1)の超広角レンズ。約18cmの最短撮影距離をそなえ、背景をぼかした写真や、超広角レンズならではの遠近感のある写真の撮影にも適しています。
- 歪曲収差が出やすいという超広角レンズの特性を、高度な光学設計で克服し、デジタル補正なしで歪曲収差や色収差を徹底的に抑えます。
- 距離指標、被写界深度指標のついたフォーカスリングを鏡筒上に装備。動きの速い被写体などを撮る際にあらかじめピントを固定しておく置きピン撮影など、指標を目安にピントを合わせる撮影スタイルで、スナップ撮影にも適しています。
- Xマウントの特長を生かして13.3mmという短いバックフォーカス(*2)を実現。これにより周辺光量の低下を防ぎ、画面のすみずみまで明るく、高い解像感を実現。
*2 レンズ後端からセンサー面までの距離
2. 主な仕様
製品名 | フジノンレンズ XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS | フジノンレンズ XF14mmF2.8 R |
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レンズ構成 | 10群14枚 (非球面レンズ 3枚、異常分散レンズ 1枚) | 7群10枚 (非球面レンズ 2枚、異常分散レンズ 3枚) |
焦点距離 | f=18-55mm (35mm判換算 : 27-84mm相当) | f=14mm (35mm判換算 : 21mm相当) |
画角 | 79.1° - 28.4° | 89° |
最大口径比(開放絞り) | F2.8 - F4.0 | F2.8 |
最小絞り | F22 | F22 |
絞り形式 羽根枚数 ステップ段差 |
7枚 (円形絞り) 1/3ステップ (全19段) |
7枚 (円形絞り) 1/3ステップ (全19段) |
撮影距離範囲 | ワイド端 : 約30cm~∞ テレ端 : 約40cm~∞ |
約18cm~∞ |
最大撮影倍率 | 0.08倍 - 0.15倍 | 0.12倍 |
外形寸法 | φ65.0mm×70.4mm(ワイド端)/97.9mm(テレ端) | φ65mm×58.4mm |
質量 (レンズキャップ・フード含まず) |
約310g | |
フィルターサイズ | φ58mm | φ58mm |
<レンズをご使用いただくにあたって>
お手持ちの「FUIJIFILM X-Pro1」でご使用いただく場合は、ボディ側のファームウエアを更新する必要があります。また、「FUJIFILM X-E1」で「XF14mmF2.8 R」をお使いになる場合も、同様にボディ側のファームウエアを更新する必要があります。より確実にファームアップしていただくため、当該レンズにはファームウエアを記録したSDメモリーカードを同梱しております。同SDメモリーカードもしくは当社ウェブサイトよりダウンロードの上、ファームウエアの更新をお願いいたします。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま お客様コミュニケーションセンター
- TEL 050-3786-1711
- 報道関係 広報部
- TEL 03-6271-2000