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日本風景写真協会 関東5支部合同展
宮城支部 特別出展「東にっぽん冬景色」

《富士フイルムフォトサロン・仙台》にて  
   
 日本風景写真協会は、全国に38支部、1400余の会員を有し、風景写真に特化した写真家集団です。 関東5支部(東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬)も支部創設5年を経過し、写真活動を通して、日本の豊かな自然保護と写真文化の向上に貢献すべく、活発な活動を展開しております。
 今回の展示作品は、“風景写真といえば四季折々の写真”という、定番の展示表現から、時節柄、テーマを「冬景色」に限定して、敢えて難しい作品発表に挑戦してみました。東日本各地(静岡東部、山梨、長野、新潟各県以北)の、さまざまな「冬景色」を、宮城支部の特別出展を含め、カラー全紙96点の作品で表現しております。
 ご高覧の程宜しくお願い申し上げます。
日本風景写真協会 関東5支部  会員一同 
 

   

相原正明写真展「ダブルポートレイト」

《富士フイルムフォトサロン・仙台》にて  
   
 今回の写真展のコンセプトは地球と人間のポートレイトのコラボレーションです。
約20枚の大型パノラマ風景写真と、約40枚のモノクロポートレイト写真を同時に展示し、写真の持つバリエーションとフォトグラファーの多面性を訴えて行きたいと思います。
 日本では非常にフォトグラファーの取る対象が偏っています。特に風景(日本風でいえばネイチャーフォト)写真家はプロアマ、問わずほとんど人物スナップを撮影しません。でも海外の写真家や学芸員の間ではほぼノンジャンルで撮影できて、そのうえに自分の専門があると言う考えが主流です。とくにモノクロで人物が撮影した作品があるかどうかが問われます。
 今回、この10年にわたってオーストラリアで撮影した地球のポートレイト、個人的には自分の写真は単に風景写真ではなく、46億年の生命体である地球が笑ったり泣いたり怒ったりした一瞬を捉えた地球のポートレイト(アースレイト)と言うコンセプトに立っています。
それを余すところなく巨大なパノラマ写真で、特に今回は「和」の視点に立ちパノラマ縦使いで、日本人ひいてはアジアの視点を強調しています。
 モノクロはオーストラリアで風景を撮影する合間にoff timeを中心に撮影した作品です。
 撮影はなるべく50mm標準レンズで、モータードライブを使わずに手巻きで相手と「間」をとりながら会話を楽しみながら撮影したものです。ほとんどが町のカフェやパブ、あるいは僕のホームステイ先で撮影したもので、「パノラマアースレイト」を撮影するバックボーンになっているものです。
 カラーとモノクロ、46億歳の生命体地球と100年弱の人間、巨大パノラマ写真と半切のオーソドックスなプリント、非日常と日常。全てが対比で見せています。一人のフォトグラファーが作り出す2つの映像の世界でもそれが表裏一体となってお見せいたします。
 作品は世界最大の写真イベント、ドイツケルンフォトキナやオーストラリア・ウィルダネスギャラリーで展示し、世界で好評を博した作品の中と、東京フォトエントランス日比谷で展示した作品の中よりえりすぐり展示いたします。
 東京含め他の富士フイルムフォトサロンでは行えなかったビッグな企画を、東北ならびに仙台の皆様に新春のご挨拶として、歴史ある杜の都の富士フイルムフォトサロン仙台で特別にお届けいたします。
 ぜひ皆様お誘い併せのうえお越しいただければと存じます
相原正明写真展「ダブルポートレイト」 
 


   

前川彰一写真展「樹木粲粲−じゅもくさんさん」

《富士フイルムフォトサロン・仙台》にて
 
   
大自然の山間に人目に触れることなく成長する樹木、そして小さな川の脇にある木までその自然の光りや空気、さらに時間を含め写真と言う手段を使い言葉では表現できないものまでをもプリントに映し出す。
破壊されていく自然、成長していく自然そして生まれてくる自然など、レンズを通して映しだすよう試みてみました。
自然の美しさにこだわり幾度となく足を運び四季を観察した作品です。
前川彰一 
 

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