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スーパーCCDハニカム搭載、記録画素数最大613万画素 レンズ交換式一眼レフタイプ |
デジタルカメラ「FinePix S1 Pro」新発売 |
平成12年5月18日
富士写真フイルム株式会社
富士写真フイルム株式会社(社長:宗雪 雅幸)はスーパーCCDハニカムを搭載、ハニカム信号処理により記録画素数最大613万画素を実現したレンズ交換式一眼レフタイプのデジタルカメラ「FinePix S1 Pro」を7月8日より新発売致します。
当社はこれまでプロ用フイルム、カメラの販売を通じ、銀塩写真のプロユーザーに対し、高品質のプリントを得られる写真環境を提案してまいりました。一方急激なデジタル化の流れの中、一般消費者向けデジタルカメラの市場でも、デジタルのもつ即時性、柔軟な加工性という特長に注目し、FinePix4700Zをはじめとする数々の魅力的なデジタルカメラを提案し、支持を得てまいりました。
昨今のデジタルカメラ市場はプリント機能を内蔵したカメラや動画機能、多様な撮影機能を搭載したカメラなど、いろいろな特徴を持ったカメラが次々と登場し、市場が急速に拡大してきております。とりわけ200万画素を超えるような高画質のデジタルカメラが当社FinePixシリーズをはじめとして多数登場し、デジタルカメラできれいなプリント画質を得られるようになってきました。
また、報道・印刷・コマーシャルフォト等多様な分野では、業務用デジタルカメラ「DS-505」(平成7年2月発売)を始めとするハイスペック一眼レフタイプのDS-500シリーズ、「DS-300」(平成9年4月発売)を始めとするハイエンドコンパクトタイプのDS-300シリーズを広くご利用いただいております。
「FinePix S1 Pro」は、こうした各種デジタルカメラの販売、お客様とのコミュニケーションを通して、要求されるニーズを汲み上げた当社FinePixシリーズの最高峰モデルの高画質デジタルカメラです。
記
1. |
発売日 平成12年7月8日(土) |
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2. |
製品名 フジフイルム デジタルカメラ FinePix S1 Pro |
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3. |
メーカー希望小売価格(税別) 375,000円 (ボディ本体のみ) |
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4. |
デジタルカメラ「FinePix S1 Pro」の主な特長 |
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(1) |
横23.3mm×縦15.6mmの大型 スーパーCCD ハニカム搭載 |
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普及型デジタルカメラの約5〜10倍の面積をもつ、大型スーパーCCDハニカム(総画素数ハニカム配列340万画素)を搭載。 |
| ・ |
標準ISO320、最大ISO1600の超高感度を実現。 |
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解像度以上に重要とも言われる高感度、低ノイズ、高S/N、豊かな階調再現性を高い次元でバランスさせることを可能にしました。 |
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(2) |
レンズ交換式の一眼レフタイプでニコン社製Fマウントのレンズが使用可能 |
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ニコンFマウントに対応したレンズを装着可能。撮影状況に応じ多彩なレンズが選べます。 |
| ・ |
パララックスのない見たままを写せる一眼レフ光学ファインダー。 |
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* 焦点距離は35mmフィルムカメラ換算で約1.5倍になります。一部使用に制限があるレンズもあります。 * ファインダー視野率上下約90%、左右約93% |
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(3) |
抜群の操作性 |
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超小型、超軽量のコンパクトなボディ。 |
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スマートメディアに加え、大容量340MBのマイクロドライブに対応したダブルスロット。 |
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各種設定状態をすばやく確認できる、バックライト付ドットマトリクス液晶ディスプレイ。 |
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入手しやすい単3形電池を使用可能。省電力設計により、最大約650枚の撮影が可能。 |
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(4) |
その他の機能 |
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優れた撮影機能 |
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間隔約0.7秒の撮影、1.5コマ/秒の高速連写を実現。 |
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オート、マルチプログラムオート、シャッター優先オート、絞り優先オート、マニュアル露出に加え、イメージプログラム(ポートレイト、風景、クローズアップ、スポーツ、夜景)により、イメージに近い写真がより簡単に撮影できます。 |
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「3D−6分割マルチパターン(DタイプAFニッコール装着時)」、「6分割マルチパターン(Dタイプ以外のCPU内蔵レンズ装着時)」、「中央部重点測光(露出モードがMまたはAEロック時に自動設定)」の3種類の測光パターンを搭載。 |
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カラー(色の濃さ)、階調特性、シャープネスを独立して設定可能。 |
| ・ |
露出状態を即座に確認できるヒストグラム、カラー&グレースケール表示機能
多重露光撮影機能を搭載。また、最長約30秒の長時間露光を実現。 |
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便利なポップアップストロボを内蔵(ガイドナンバー15 ISO100・M)。 さらにホットシューの装備により、外部ストロボの使用も可能。 |
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| [2] |
高精細カラー液晶モニター搭載 |
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約20万画素の高精細な2型低温ポリシリコンTFT液晶モニターを搭載。 記録画像の再生やプレビュー画像(記録前の撮影画像)の表示が可能。 |
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| [3] |
USBインターフェースによりパソコンからの撮影制御機能も搭載。 |
| ・ |
デジタル端子(USB)装備により、別売のソフトを使うことで簡便かつ高速に撮影画像データをパソコンに転送可能。さらに、パソコンからカメラの撮影をコントロールすることが可能。 |
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パソコンへの多彩な画像データ入力方法 |
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「イメージメモリーカードリーダー DM-R1」によりIEEE1394インターフェースでパソコンへ高速取り込み可能。(スマートメディア・マイクロドライブ対応) |
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「PCカードアダプター PC-AD3B」によりパソコンへ高速取り込み可能。(スマートメディア対応) |
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「USBインターフェースセット IF-UB/S1」によりUSBインターフェースでパソコンへ高速取り込み可能。 |
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「イメージメモリーカードリーダー SM-R2」によりUSBインターフェースでパソコンへ高速取り込み可能。(スマートメディア対応) |
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ビデオ出力装備 |
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NTSCのビデオ出力端子を装備。再生画像をモニターテレビ等で確認できます。 |
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業界標準規格準拠 |
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業界標準フォーマットDCF (Design rule for Camera File system)(*1)準拠 |
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DPOF(Digital Print Order Format)(*2)による簡単操作のプリント注文が可能。 さらにお好みの部分を拡大トリミングしてのプリント注文も可能。 |
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(*1) |
デジタルカメラで記録された画像をいろいろな機器で共通に利用しあえるようJEIDA((社)日本電子工業振興協会)で定められた業界標準規格です。 |
(*2) |
DPOFはデジタルカメラで撮影した画像の中から、プリントをしたいコマや枚数などの指定情報をメモリーカードなどの記録媒体に記録するためのフォーマットです。 キヤノン株式会社、イーストマン・コダック社、富士写真フイルム株式会社、松下電器産業株式会社の4社で提案され、国内外80社の賛同をいただいています。 |
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本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。 |
お客様 | お客様コミュニケーションセンター | TEL 03-3406-2981 |
報道関係 | 広報部 | TEL 03-3406-2490 |