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ダイナミックレンジが4倍に向上した「スーパーCCDハニカムIV SR」搭載
デジタルカメラ「FinePix F700」
新 発 売
平成15年2月19日
富士写真フイルム株式会社
富士写真フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、
「スーパーCCDハニカムIV SR」を搭載 、AF機能・フルマニュアル機能なども進化させ、高画質を実現すると同時にカメラとしての使いやすさを追求した上質なスタイリッシュデジタルカメラ「FinePix F700」を5月上旬より、発売いたします。
「FinePix F700」に搭載した「スーパーCCDハニカムIV SR」
*1 は、銀塩フィルムのメカニズムに学んで「スーパーCCDハニカムIII」と比べ、
ダイナミックレンジを4倍に広げ、白とび・黒つぶれといった現象に強い、限りなく銀塩フィルムの領域に近づいたCCD です。「FinePix F700」は、併せて14bit A/D変換器を採用し、明るい部分から暗い部分までのなめらかな描写を可能とし、画期的な高画質を実現いたしました。
*1「スーパーCCDハニカムIV SR」:
面積が大きく感度が高い”S画素“と、面積が小さくダイナミックレンジを広くするための“R画素”を持ち、撮影シーンにより、これらの画素の信号を最適に組み合わせて画像を形成し約4倍のダイナミックレンジを実現。
「FinePix F700」は、動いている被写体の撮影に便利な
コンティニュアスAF(オートフォーカス) 、画面の49ポイントから自由にオートフォーカスポイントを選択できる
エリア選択AF などさらに進化した様々なAF機能を搭載しています。「AUTO」はもちろん、「マニュアル」「シャッター優先オート」「絞り優先オート」「シーンポジション」などの
フルマニュアル機能も搭載 してあらゆるシーンでの撮影に対応、初心者から上級者まで幅広いニーズにお応え出来るデジタルカメラです。
また、ボタンひとつで記録画素数・感度・色調を簡単設定出来る
FinePix Photo mode (フォト モード)
機能を搭載 、標準的な色調(F-スタンダード)のほか、風景や花の撮影に最適な鮮やかな色彩(F-クローム)や黒白(F-B&W)などを自在にお楽しみいただけます。
また、ボディーのセンターにレンズと液晶モニターを配置し、両手でホールドして被写体を狙いやすくスタイリッシュなデザインです。撮影起動時間も驚異の1.2秒、電源をいれてからすぐに撮影でき、シャッターチャンスを逃しません。
記
4.
主な特長
(1)
「スーパーCCDハニカムIV SR」搭載により、高画質・高感度を実現
・
有効画素数620万画素(感度が高いS画素:310万画素、ダイナミックレンジを広げるためのR画素:310万画素)で、ダイナミックレンジを約4倍に広げた「スーパーCCDハニカムIV SR」を搭載。「ハニカム信号処理システム」により、最大記録画素数2832×2128ピクセル(603万画素)で、白とび・黒つぶれといった現象に強く、明るいところから暗いところまでなめらかな高画質を実現。
・
ISO AUTO/200/400/800/1600相当の幅広い感度設定*2 が可能で、暗いところでも手ぶれの可能性を低減。
*2 ISO1600時は、1メガモード(1280×960ピクセル) に設定されます。
・
ダイナミックレンジ向上で増大した情報量を、あますことなく伝える新開発14bit A/D変換処理システム。
・
最高速時1/2000秒のシャッタースピード。(シャッタースピードはカメラ側で自動的に設定されます)
(2)
総合写真メーカーとしての色づくりのノウハウを結集させた「FinePix Photo mode」
・
ボタンひとつで、簡単に記録画素数・感度・色調の設定が可能。
・
「FinePix カラー」と名づけた色調選択機能では、風景や花の撮影に最適な鮮やかな色彩(F-クローム)や、黒白(F-B&W)などがお楽しみいただけます。
(3)
進化したAF機能搭載
・
狙った被写体にピントを合わせつづける「コンティニュアスAF」機能・画面上の49ポイントの中から自在にオートフォーカスポイントを選択できる「エリア選択AF」機能を搭載。
・
AF補助光が投光されるので、屋内でもピントをあわせやすくします。
(4)
自由な絵作りを広げるフルマニュアル機能搭載
・
AUTO・プログラムオート・シャッター優先オート・絞り優先オート・マニュアル・シーンポジション・動画の7種類のモード設定が可能。
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「シーンポジション」で人物、風景、スポーツ、夜景の中から最適なシーンを選択。
(5)
両手でがっちりホールドできる横長デザインのセンターレンズボディ
・
両手でホールドしやすい横長デザイン。被写体・レンズ・液晶モニターがほぼ同一軸上となり、撮影しやすいセンターレンズボディに、使いやすいボタンレイアウト。
・
奥行きわずか28mm、本体質量170gの軽量コンパクトボディ。
(6)
驚異の撮影起動時間
・
およそ1.2秒の撮影起動時間で快適な操作性を実現。
5.
その他の多彩な機能
・
光学3倍ズーム搭載。さらに、画像劣化のきわめて少ないハニカムズーム*3 機能で、約6.6倍(1280×960ピクセル時)までズームアップが可能。
*3 「スーパーCCDハニカム」搭載機における光学ズーム(本機は3倍)とデジタルズームの組み合わせ。
・
3種類の測光モード、約9cm〜約80cmまで撮れるマクロ撮影機能、美しい静止画撮影を助けるベストフレーミング機能、自然なホワイトバランスで撮影できるシーン自動認識オートホワイトバランス&AE(オートエクスポージャー)、夜景をきれいに撮影できるスローシンクロ機能など多彩な機能を搭載。
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640×480ピクセル時、毎秒30フレームの音声付き動画撮影機能搭載。
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CCDから書き出されたデータをそのまま保存するCCD-RAWモード搭載。
・
クレードルシステム(別売)で、簡単充電、パソコン転送が可能。AV OUTも可。
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6ヶ国語に言語設定が可能なワールドワイド仕様。
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16MB「xD-Picture Card」(xD-ピクチャーカード)、専用USBケーブル、充電式リチウムイオンバッテリー、ACパワーアダプター、専用AVケーブルなどを同梱し、初めてデジタルカメラを買われた方も安心。
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より詳細に撮影情報をプリント画質に反映できるExif Ver. 2.2対応。
6.
FinePix「Picture The Future」 (ピクチャー ザ フューチャー)に対応
「Picture The Future」はデジタルカメラFinePixを起点としたデジタルイメージングシステムの総称で、デジタルカメラFinePixを中心に、ビュアーソフト、画像ネットサービスが一体となっています。デジタルカメラで撮影した画像を見たり、活用して楽しむことを主な目的に、以下の内容から構成されています。
(1)
「FinePixViewer」(ファインピックスビュアー)
デジタルカメラで撮影した画像をパソコン画面上に簡単に並べて見ることが可能な画像閲覧ソフト。簡単な画像加工ができる他、音楽付きスライドショー形式のビデオCD*4 を作成して、家庭用DVDプレイヤーで楽しむことができます。 ビュアー上のメニューから「FinePix Internet Service」にもリンクできます。
*4
ビデオCDの作成にはCD-Rドライブが必要です。また、Macintoshの場合、roxio社Toast 5 Titaniumが必要です。 音楽データは別途ご用意ください。
(2)
「FinePix Internet Service」(ファインピックス インターネット サービス)
「FinePixViewer」から会員登録すると利用できるサービスです。フォトコンテストなどの画像投稿企画への応募、携帯電話への画像送信、フジカラーのネットデジカメプリントサービスへの注文など、インターネットを利用したサービスを提供しています。
7.
別売アクセサリー
8.
「FinePix F700」の主な仕様
本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。
お客様 お客様コミュニケーションセンター TEL 03-3406-2982
報道関係 広報部 TEL 03-3406-2490