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ニュースリリース

 

35mmフルサイズの約1.7倍のセンサーを搭載した
中判ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズに望遠タイプが初登場
放送・シネマ業界で採用されている「FUJINONレンズ」の技術で、
超高解像力と豊かなボケ味を実現した最高級レンズ

「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」

焦点距離を1.4倍に拡大する「フジノンテレコンバーターGF1.4X TC WR」と撮影倍率を高めるアクセサリーも同時展開

新発売

2018年4月12日
2018年5月17日更新

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、大型センサー(43.8×32.9mm)搭載の中判ミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」のラインアップとして、「フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR」(以下、「GF250mmF4 R LM OIS WR」)を2018年5月31日に発売します。「GF250mmF4 R LM OIS WR」は、開放F値4.0で198mm相当(35mm判換算)の焦点距離を持つ、「GFレンズ」初の望遠レンズです。放送・シネマ業界などで幅広く採用されている「FUJINONレンズ」の技術を活かし、圧倒的な解像力と豊かなボケ味を実現。高精細なポートレート撮影や、被写体を強調した風景撮影などに最適です。

さらに、主レンズの焦点距離を1.4倍に拡大(*1)する高性能テレコンバーター「フジノンテレコンバーター GF1.4X TC WR(以下、「GF1.4X TC WR」)と、高い撮影倍率(*2)でマクロ撮影が可能なアクセサリーとしてマクロエクステンションチューブ「MCEX-18G WR」「MCEX-45G WR」も同時に発売します。

「GFレンズ」は、4K/8K対応の放送用レンズなどで業界をリードする「FUJINONレンズ」の優れた光学設計技術やミクロン単位の精度でレンズ面を加工する生産技術などによって、高い解像力と豊かな階調再現性能を実現する最高級レンズです。35mmフルサイズセンサーの約1.7倍の面積を持つ中判サイズセンサーを搭載した「GFXシリーズ」の性能をフルに引き出し、富士フイルム独自の色再現との組み合わせで世界最高峰の写真画質を可能にします。

富士フイルムは、「GFXシリーズ」の第一弾である「FUJIFILM GFX 50S」(以下、「GFX 50S」)と、「GFレンズ」6本をすでに発売しており、プロ写真家や写真愛好家を中心に「立体感に溢れ、その場の空気感まで描写できる」「中判サイズセンサー搭載機では考えられないほど小型軽量で、撮影の楽しみを広げる」と高い評価をいただいています。

今回発売する「GF250mmF4 R LM OIS WR」は、ほかの「GFレンズ」と同様に、富士フイルムの光学設計技術を活かし、将来のさらなる高画素化にも対応できる解像力を持つ焦点距離198mm相当(35mm判換算)の望遠レンズです。圧倒的な解像力と豊かなボケ味で、その場の空気感まで描写します。さらに、あらかじめ設定した位置にピントを瞬時に移動できるフォーカスプリセット機能を新たに搭載。狙った被写体へのピントを再調整することなく、快適に撮影できます。また、レンズ鏡筒にはマグネシウム合金を使用し、軽量かつ堅牢性に優れたボディを実現。防塵・防滴・-10℃の耐低温構造も採用しており、プロ写真家が用いる撮影機材として高い信頼性を備えています。

「GF1.4X TC WR」は、カメラボディと主レンズの間に装着することで、主レンズの高い光学性能を最大限引き出しながら、焦点距離を1.4倍に拡大する高性能テレコンバーターです。「GF250mmF4 R LM OIS WR」との組み合わせで、35mm判換算で277mm相当の焦点距離を実現。野生動物の撮影などで威力を発揮します。また、マクロエクステンションチューブは、カメラボディと交換レンズの間に装着することで、高い撮影倍率でマクロ撮影が可能。お好みの撮影倍率に応じて、全長約18mmと同約45mmの2種類からお選びいただけます。

[写真]

富士フイルムは、「GF250mmF4 R LM OIS WR」と「GF1.4X TC WR」を加えた計8本のレンズラインアップと、充実のアクセサリーで、遠景から近接までの幅広い撮影範囲をカバーし、「GFXシリーズ」で撮影する悦びを提供していきます。

*1 F値は1段暗くなります。

*2 被写体の実際の大きさとイメージセンサーに写る像の大きさの比率。

1. 製品名、発売日、価格

製品名

発売日

メーカー希望小売価格(税別)

フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR

2018年5月下旬
<2018年5月17日追記>
発売日決定:2018年5月31日(木)

443,500円

フジノン テレコンバーター GF1.4X TC WR

110,500円

マクロエクステンションチューブ MCEX-18G WR

49,500円

マクロエクステンションチューブ MCEX-45G WR
2. 製品特長

(1)望遠レンズ「GF250mmF4 R LM OIS WR」

[写真]

①圧倒的な解像力と豊かなボケ味を実現

スーパーEDレンズ1枚とEDレンズ2枚を含む10群16枚構成で、色収差を徹底的に抑制し圧倒的な解像力を実現します。また、フォーカスレンズにスーパーEDレンズを採用することで、撮影距離による収差変動を抑制。最短1.4mまでの近接撮影を可能にし、最大撮影倍率0.22倍を実現しました。テレマクロ撮影(*3)で体験できる、豊かなボケ味で被写体を強調した描写もお楽しみいただけます。

*3 望遠レンズやズームレンズの望遠側で接写すること。


②強力な手ブレ補正性能を発揮

CIPA準拠で5.0段分の手ブレ補正性能を発揮します。手ブレの影響を受けやすい、望遠レンズを使った手持ち撮影でも、「GFX 50S」の高い解像力を余すことなく引き出します。

③快適なAF操作を実現する多彩な機能を搭載

  • SETボタンであらかじめ設定した位置にピントを瞬時に移動できるフォーカスプリセット機能を新たに搭載。狙った被写体へのピントを再調整することなく、快適に撮影できます。
  • ピント合わせの際にレンズの駆動範囲を制限するフォーカスリミッターを採用。5m以上離れた被写体を撮影する場合は、レンズの駆動時間を短くすることができ、スムーズなAFを実現します。撮影距離範囲切り替えスイッチでフォーカスリミッターを作動することができます。
  • レンズ鏡筒の先端部にフォーカスコントロールボタン(*4)を配置。フォーカスセレクトスイッチでお好みの機能を割り当てることができ、AFやフォーカスロックなどの操作を快適に行うことができます。

[写真]

*4 フォーカスプリセット機能とフォーカスコントロールボタンを作動させるためには、本日発表の「GFX 50S」のファームアップが必要です。以下のウェブページをご覧ください。

http://fujifilm.jp/information/articlead_0532.html

[写真]

④高速かつ静音で、高精度なAFを実現

リニアモーターを搭載し、高速かつ静音で、高精度なAFを実現します。
また、電源オフ時や撮影した写真の再生時には、リニアモーターを固定するメカ機構を新たに採用。撮影時同様に、不要な振動を抑えます。

⑤さまざまな撮影環境に耐える高いタフネス性能を発揮

マグネシウム合金を使用し、軽量かつ堅牢性に優れたボディを実現しました。
さらに、鏡筒の18ケ所にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。レンズ前玉にはフッ素コーティングを施し、撥水・防汚性能も備える高いタフネス性能を発揮します。小雨や埃が舞うアウトドアの環境下でも安心して撮影ができます。


(2)高性能テレコンバーター「GF1.4X TC WR」

カメラボディと主レンズの間に装着することで、主レンズの高い光学性能を最大限引き出しながら、焦点距離を1.4倍に拡大する高性能テレコンバーターです。「GF250mmF4 R LM OIS WR」との組み合わせで、35mm判換算で277mm相当の焦点距離を実現。野生動物の撮影などで威力を発揮します。

<「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」のアクセサリー>
マクロエクステンションチューブ「MCEX-18G WR」「MCEX-45G WR」
カメラボディと交換レンズの間に装着することで、高い撮影倍率でマクロ撮影が可能となります。お好みの撮影倍率に応じて、「MCEX-18G WR」(全長約18mm)と「MCEX-45G WR」(同約45mm)の2種類からお選びいただけます。たとえば、「フジノンレンズ GF120mmF4 R LM OIS WR Macro」に「MCEX-45G WR」を装着することで、等倍撮影が可能。被写体を強調した迫力のある写真撮影を実現します。

詳細な製品情報については、下記ホームページをご覧ください。
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/gfx/

3. 主な仕様

GF250mmF4 R LM OIS WR

形式 フジノンレンズ GF250mmF4 R LM OIS WR
レンズ構成 10群16枚
(EDレンズ:2枚、スーパーEDレンズ:1枚)
焦点距離 f=250mm (35mm判換算:198mm相当)
画角 12.5°
最大口径比(開放絞り) F4
最小絞り F32
絞り形式 羽根枚数 9枚 (円形絞り)
ステップ段数 1/3ステップ (全19段)
撮影距離範囲 (撮像素子面から) 1.4m~∞
最大撮影倍率 0.22倍
外形寸法 最大径×長さ(約)
先端よりマウント基準面まで
φ108mm×203.5mm
質量(約)
(レンズキャップ、フード、三脚座含まず)
1,425g
フィルターサイズ φ82mm
付属品 レンズフロントキャップ FLCP-82
レンズリアキャップRLCP-002
レンズフード
三脚座
レンズポーチ

GF1.4X TC WR

形式 フジノン テレコンバーター GF1.4X TC WR
レンズ構成 3群7枚 
焦点距離 主レンズの1.4倍
最大口径比(開放絞り) 1段分暗くなります
最小絞り 1段分暗くなります
撮影距離範囲 (撮像素子面から) 主レンズとほぼ同等
最大撮影倍率 主レンズの1.4倍

外形寸法 最大径×長さ(*5)(約)

*5 マウント基準面間距離

φ82mm×26.7mm
質量(約)(レンズキャップ含まず) 400g
付属品 レンズフロントキャップ
レンズリアキャップRLCP-002
レンズポーチ

MCEX-18G WR

形式 マクロエクステンションチューブ MCEX-18G WR
外形寸法 最大径×鏡筒長(約) φ82mm×18mm
質量(約)(レンズキャップ含まず) 170g 
付属品 ボディーキャップ BCP-002、レンズリアキャップ RLCP-002

MCEX-45G WR

形式 マクロエクステンションチューブ  MCEX-45G WR
外形寸法 最大径×鏡筒長(約) φ82mm×45mm
質量(約)(レンズキャップ含まず) 245g
付属品 ボディーキャップ BCP-002、レンズリアキャップ RLCP-002

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルム FinePixサポートセンター
  • TEL 050-3786-1060
  • 報道関係 コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000

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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

富士フイルム広報 公式アカウント twitter

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