ニュースリリース
広角24mm(*1)から中望遠84mm(*1)までの幅広いズーム全域で開放F値2.8のズームレンズが登場!
高度な光学設計により、風景から人物まで、幅広い被写体の超高画質撮影を可能とする
「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR」
防塵・防滴・耐低温構造で、さまざまな撮影シーンで威力を発揮
新発売
2015年2月5日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、プレミアムミラーレスカメラ「Xシリーズ」の交換レンズラインアップとして、ズーム全域で開放F値2.8の明るさで超高画質撮影が可能な大口径標準ズームレンズ「フジノンレンズ XF16-55mmF2.8 R LM WR」を、平成27年2月26日より発売します。
「フジノンレンズXF16-55mmF2.8 R LM WR」は、35mm判換算で24mm~84mm相当の焦点距離を開放F値2.8でカバーした、「XF標準ズームレンズ」のフラッグシップモデルです。高度な光学設計により各種収差を極限まで抑えることで、ズーム全域で画面の隅々まで高い解像力を実現。独自開発のナノGI(Gradient Index)コーティング技術(*2)を採用することで、ゴーストやフレアを効果的に抑制しクリアな画像が得られます。風景撮影に適した広角24mm相当(*1)から、ポートレート撮影に適した中望遠84mm相当(*1)までをカバーし、これ1本で幅広いシーンにおいて超高画質撮影をお楽しみいただけます。
レンズ駆動部にはリニアモーターを搭載し、高速・高精度で静かなオートフォーカスを実現しているため、快適な撮影が可能です。また、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。防塵・防滴・耐低温設計のプレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と組み合わせることで、あらゆるシーンでの撮影をサポートします。
*1 35mm判換算。
*2 ナノサイズの凹凸構造をレンズ表面に形成することで、レンズの面反射を低減する技術。
1. 製品名、発売日、価格
製品名 | フジノンレンズ 「XF16-55mmF2.8 R LM WR」 | |
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発売日 | 平成27年2月26日(木) | |
希望小売価格 | オープン |
2. 製品特長
- (1) フラッグシップ標準ズームレンズとして最高の画質を引き出すための光学設計
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- ズーム全域でF2.8の明るさを持つ標準ズームレンズにおいて、クラス最高の画質を実現するため、12群17枚のレンズ構成を採用。非球面レンズ3枚で球面収差や歪曲収差を抑制、ED(異常分散)レンズ3枚で色収差を抑制して、ズーム全域に渡って画面の隅々まで高い解像力を実現しました。
- レンズ全面に富士フイルム独自の多層コーティング処理「HT-EBC (High Transmittance Electron Beam Coating)」を施すことでゴーストやフレアを抑え、シャープでクリアな描写を実現しています。また、独自開発のナノGIコーティング技術も採用。空気中の光がレンズに入射する過程で、光の屈折率を緩やかにコントロールし光の反射を抑制することによって、斜めの入射光に対しても効果的にゴーストやフレアを低減できます。
- 円形9枚絞り羽根により、滑らかな円形のボケを生み出します。ボケ味に影響を与える球面収差を極限まで抑えたことによって前ボケ・後ボケ(*3)共に美しいボケ味を実現しています。
- レンズ性能を最大限に引き出す「点像復元処理」(*4)に対応した「Xシリーズ」ボディ(*5)と本レンズとを組み合わせることで、レンズの光学性能や特性をもとに、絞りを絞り込んで撮影する時に発生する回折現象(*6)を補正し、解像力の高いシャープな画像が得られます。
*3 被写体にピントを合わせた際の前景や背景のボケ。
*4 レンズごとの光学性能を元に、回折現象などで発生した光学的影響をシャープに補正する独自の画像処理機能。
*5 平成27年1月現在、「FUJIFILM X-T1/X-T1 グラファイトシルバー」「FUJIFILM X-E2」が対応。
*6 絞りを絞り込んで撮影する際に、本来シャープになるべき細かい画像がボケてしまう現象。
- (2) 高速・高精度で静かなオートフォーカス
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- フォーカシングシステムには、高速AFを実現するインナーフォーカス方式(*7)を採用。
- 位相差AFに対応した「Xシリーズ」ボディ(*5)と本レンズを組み合わせることにより、最速0.06秒(*8)の高速AFで快適に撮影いただけます。静かなシャッター音と合わせ、リニアモーターによる静音AFで、撮影する空間の雰囲気を壊すことなく撮影できます。
- 撮像センサーの信号でAFを行うため、専用のセンサーでAFを行う一眼レフに比べ、高精度なAFを実現。
*7 比較的大きいレンズで構成される前部は動かさずに、中間部あるいは後部の比較的小さなレンズを動かす方式。
*8 CIPAガイドライン準拠。内部測定方法。 ハイパフォーマンスモードON、16mm撮影時。
- (3) 防塵・防滴・-10℃の耐低温構造
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- 鏡筒各部に14ケ所のシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。防塵・防滴・耐低温設計のプレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と組み合わせることで、あらゆるシーンでの撮影をサポートします。
- (4) 高品位な外観と快適な操作性
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- 金属製のフォーカスリングと絞りリングを搭載。外装は金属部品を使用し、高品位な外観に仕上げました。リングを回すときの指先に伝わる質感と、適度なトルク感を重視し、繊細な操作が必要なマニュアルフォーカス時でも快適に撮影できます。また、レンズマウントには真鍮を採用し強度を向上しています。
- 本レンズを「Xシリーズ」ボディに装着して撮影する場合、本レンズと同等の焦点距離・F値を持つフルサイズセンサー搭載一眼レフカメラシステムと比べて6割程度の重さ(*9)であるため、撮影者の負担を大幅に軽減し、圧倒的な使い勝手の良さを実現します。
- シャッターを半押ししてオートフォーカスでピントを合わせた後にも、ボタンなどを操作することなくスムーズにマニュアル操作でフォーカスすることが可能(*10)。オートフォーカス後にピントを微調整する際でも、快適に操作することができます。
*9 当社調べ。
*10 カメラ本体のファームアップが必要です。(適用機種:X-Pro1/X-E1/X-E2/X-T1/X-T1 グラファイトシルバー)
3. 別売アクセサリー
製品名 | 型番 | メーカー希望小売価格(税別) |
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プロテクトフィルター | PRF-77 | 11,300円 |
レンズフロントキャップ | FLCP-77 | 1,100円 |
4. 主な仕様
形式 | フジノンレンズXF16-55mmF2.8 R LM WR | |
---|---|---|
レンズ構成 | 12群17枚 (非球面レンズ3枚、異常分散レンズ3枚) | |
焦点距離 | f=16-55mm (35mm判換算:24-84mm相当) | |
画角 | 83.2°~29° | |
最大口径比(開放絞り) | F2.8 | |
最小絞り | F22 | |
絞り形式 | 羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
ステップ段差: | 1/3ステップ(全19段) | |
撮影距離範囲 | 標準 : 0.6m~∞ マクロ:30cm~10m (広角端)、40cm~10m (望遠端) | |
最大撮影倍率 | 0.16倍(望遠端) | |
外形寸法 最大径×長さ(約) (先端よりマウント基準面まで) | φ83.3mm×106.0mm(広角端)/129.5mm(望遠端) | |
質量(約) (レンズキャップ・フード含まず) | 655g | |
フィルターサイズ | φ77mm |
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま お客様コミュニケーションセンター
- TEL 050-3786-1711
- 報道関係 コーポレートコミュニケーション部
- TEL 03-6271-2000
- 「フジノン XF レンズ」スペシャルコンテンツ
- http://fujifilm-x.com/xf-lens/
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