ニュースリリース
1kgを切る軽量化とクラス最高水準(*1)の手ブレ補正により、手持ちでの撮影領域を拡大。
ズーム全域で開放F値2.8の超高画質撮影が可能な望遠ズームレンズが登場!
「フジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」
世界初(*2)の「トリプル・リニアモーター」による高速・静音フォーカスや、防塵・防滴・耐低温構造を採用!
新発売
2014年9月10日
2014年10月31日更新
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、プレミアムミラーレスカメラ「Xシリーズ」の交換レンズラインアップとして、1kgを切る軽量化とクラス最高水準(*1)の手ブレ補正を実現し、ズーム全域で開放F値2.8の明るさで超高画質撮影が可能な大口径望遠ズームレンズ「フジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」を、平成26年11月より発売します。
「フジンノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」は、35mm判換算で76mm~213mm相当の焦点距離をカバーし、ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現したレンズで、「XFズームレンズ」のフラッグシップモデルです。高度な光学設計により色収差を極限まで抑え、高い解像力を実現。新開発のナノGI(Gradient Index)コーティング技術(*3)を採用することで、ゴーストやフレアを効果的に抑制します。
レンズ駆動部に3つのリニアモーターを採用した「トリプル・リニアモーター」を世界で初めて搭載。高速・高精度で静かなオートフォーカスにより快適な撮影が可能です。さらに、1kgを切る軽量化、高性能ジャイロセンサーと独自のアルゴリズムによるクラス最高水準の強力な手ブレ補正、そしてズーム全域F2.8の明るさにより、手持ち撮影において手ブレしやすい望遠ズーム時でもブレを抑え、簡単に美しい画像が得られます。また、防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。防塵防滴構造のプレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と組み合わせることで、あらゆるシーンでの撮影をサポートします。
*1 ズーム全域で開放F値2.8の明るさを実現したズームレンズにおいて。
*2 平成26年9月現在。当社調べ。
*3 ナノサイズの凹凸構造をレンズ表面に形成することで、レンズの面反射を低減する技術。
1. 製品名、発売日、価格
製品名 | フジノンレンズ 「XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR」 | |
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発売日 | 平成26年11月 <2014年10月31日追記> 発売日決定: 平成26年11月20日(木) |
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希望小売価格 | オープン |
2. 製品特長
- (1) フラッグシップ望遠ズームレンズとして最高の画質を引き出すための光学設計
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- ズーム全域でF2.8の明るさを持つ望遠ズームレンズにおいて、クラス最高の画質を実現するため、16群23枚のレンズ構成を採用。優れた光学性能を持つ蛍石レンズに匹敵する光学性能の「スーパーED(異常分散)レンズ」1枚を含む6枚のEDレンズにより、色収差を極限まで抑え、高い解像力を実現しています。
- レンズ全面に富士フイルム独自の多層コーティング処理「HT-EBC (High Transmittance Electron Beam Coating)」を施すことでゴーストやフレアを抑え、シャープでクリアな描写を実現しています。また、新開発のナノGIコーティング技術も採用。空気中の光がレンズに入射する過程で、光の屈折率を緩やかにコントロールすることによって光の反射を抑制することができ、斜めの入射光に対しても効果的にゴーストやフレアを低減できます。
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- 円形7枚絞り羽根により、滑らかな円形のボケを生み出します。さらに、前ボケ・後ボケ(*4)ともに美しいボケ味も実現しています。
- ズーム操作を行ってもレンズの全長が変化しない光学系を採用。ズーム操作による重量バランスの変化を抑え、快適な操作性を実現します。
- レンズ性能を最大限に引き出す「点像復元処理」(*5)に対応した「Xシリーズ」ボディ(*6)と本レンズとを組み合わせることで、レンズの光学性能や特性を元に、絞りを絞り込んで撮影する場合に発生する回折現象(*7)を補正。解像力の高いシャープな画像が得られます。
*4 被写体にピントを合わせた際の前景や背景のボケ。
*5 レンズごとの光学性能を元に、回折現象などで発生した光学的影響をシャープに補正する独自の画像処理機能。
*6 平成26年9月現在、「FUJIFILM X-T1」「FUJIFILM X-E2」が対応。
*7 絞りを絞り込んで撮影する際に、本来シャープになるべき細かい画像がボケてしまう現象。
- (2) 世界初の「トリプル・リニアモーター」搭載による静かで高速・高精度なAF
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- フォーカシングシステムには、高速AFを実現するインナーフォーカス方式(*8)を採用。フォーカスレンズの軽量化と、レンズ駆動部にリニアモーターを120°間隔で3つ配置した「トリプル・リニアモーター」の搭載により、静かで、より高速・高精度なAFを実現しました。
- 位相差AFに対応した「Xシリーズ」ボディ(*6)と本レンズを組み合わせることにより、さらに高速なAFで快適に撮影いただけます。静かなシャッター音と合わせ、撮影する空間の雰囲気を壊すことなく撮影できます。
*8 比較的大きいレンズで構成される前部は動かさずに、中間部あるいは後部の比較的小さなレンズを動かす方式。
- (3) クラス最高水準の強力な手ブレ補正性能
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- 高性能ジャイロセンサーを搭載。ジャイロセンサーの出力する信号にはノイズ(ドリフト成分)が含まれるため、手ブレ検出精度を高めるためには、ドリフト成分を抑制することが必要です。本レンズでは、ドリフト成分を排除し、ブレ成分のみを取り出すアルゴリズムを開発したことにより、クラス最高水準の手ブレ補正効果を実現。ズーム全域における開放F値2.8の明るさと合わせて、手ブレしやすい望遠ズーム時の手持ち撮影でも高画質な撮影ができます。
- (4) 防塵・防滴・-10℃の耐低温構造
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- 鏡筒各部にシーリングを施した防塵・防滴・-10℃の耐低温構造を採用。防塵防滴構造のプレミアムミラーレスカメラ「FUJIFILM X-T1」と組み合わせることで、あらゆるシーンでの撮影をサポートします。
- (5) 高品位な外観と快適な操作性
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- 金属製のフォーカスリングと絞りリングを搭載。外装は金属部品を使用し、高品位な外観に仕上げました。リングを回すときの指先に伝わる質感と、適度なトルク感を重視し、繊細な操作が必要なマニュアルフォーカス時でも快適に撮影できます。また、レンズマウントには真鍮を採用し強度を向上しています。
- 本レンズを「Xシリーズ」ボディに装着して撮影する場合、本レンズと同等の焦点距離・F値を持つフルサイズセンサー搭載一眼レフカメラシステムと比べて約半分の重さ(*9)であるため、撮影者の負担を大幅に軽減し、圧倒的な使い勝手の良さを実現します。
- シャッターを半押ししてオートフォーカスでピントを合わせた後にも、ボタンなどを操作することなくスムーズにマニュアル操作でフォーカスすることが可能(*10)。オートフォーカス後にピントを微調整する際でも、快適に操作することができます。
*9 当社調べ。
*10 本機能を作動させるためには、12月リリース予定のカメラ本体のファームアップが必要です。(適用機種:X-Pro1/X-E1/X-E2/X-T1/X-T1 GS)
3. 主な仕様
形式 | フジノンレンズ XF50-140mmF2.8 R LM OIS WR | |
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レンズ構成 | 16群23枚 (異常分散レンズ6枚、内1枚スーパーEDレンズ) | |
焦点距離 | f=50-140mm (35mm判換算 : 76-213mm相当) | |
画角 | 31.7°~11.6° | |
最大口径比(開放絞り) | F2.8 | |
最小絞り | F22 | |
絞り形式 | 羽根枚数 | 7枚(円形絞り) |
ステップ段差: | 1/3ステップ(全19段) | |
撮影距離範囲 | 標準 : 1m~∞ マクロ : 1m~3m | |
最大撮影倍率 | 0.12倍(望遠) | |
外形寸法 最大径×長さ(約) (先端よりマウント基準面まで) | φ82.9mm×175.9mm | |
質量(約) (レンズキャップ・フード・三脚座含まず) | 995g | |
フィルターサイズ | φ72mm |
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま お客様コミュニケーションセンター
- TEL 050-3786-1711
- 報道関係 コーポレートコミュニケーション部
- TEL 03-6271-2000
- 「フジノン XF レンズ」スペシャルコンテンツ
- http://fujifilm-x.com/xf-lens/
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