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富士フイルム
レンズ付フィルム詰替品に関する
大東貿易等との特許侵害訴訟において勝訴


平成19年4月25日
富士フイルム株式会社

 富士フイルム株式会社(社長:古森重隆)は、富士フイルム製レンズ付フィルム「写ルンです」の詰替品を輸入販売していた株式会社大東貿易(本社:茨城県つくば市)、同製品を販売していた有限会社ハマコーポレーション(本社:埼玉県川越市)を相手方として提起していた特許侵害訴訟において、東京地裁で勝訴いたしました。

 当社は、大東貿易等がレンズ付フィルムの詰替品の輸入・販売を行ったことに対して、平成17年7月27日付で当社特許権侵害に基づく損害賠償請求訴訟を提起していましたが、東京地裁は、平成19年4月24日の判決で、詰替品について当社特許の侵害の事実を認め、大東貿易等に対して損害賠償金(約4100万円)の支払いを命じたものです。

 当社は、平成8年にレンズ付フィルムの詰替品に対する訴訟を提起して以来、様々な法的措置を講じてまいりましたが、今回の判決により、改めて詰替品が当社特許を侵害する事実が認められたことになります。

 詰替品は、その劣悪な品質で、消費者の利益と製品に対する信頼を損ねてきました。当社は、今回の東京地裁判決を歓迎するとともに、今後とも当社特許を侵害する詰替品に対し、国内外を問わず法的措置を積極的に活用して行くことにより、レンズ付フィルムの品質に対するお客様の信頼を守り抜いていく所存です。



本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
報道関係  広報部
 TEL 03-6271-2000



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