富士フイルム株式会社（社長：古森 重隆）は、広角27mm〜望遠486mm相当（*1）の超ワイドレンジをカバーするロングズームデジタルカメラ「FinePix S8100fd」を、富士フイルムイメージング株式会社（社長：杉原 和朗）を通じて、2月下旬より発売いたします。

　「FinePix S8100fd」は、「FinePix S8000fd」で高い評価をいただいている世界最高クラスの高精細フジノン光学式18倍ズームレンズに加えて、さらに高画素化した有効画素数1000万画素のCCDを搭載しており、レンズ交換せずに日常のスナップからスポーツ観戦、風景写真などまで、幅広い撮影を高画質でお楽しみいただくことができます。ボディサイズは小型・軽量タイプであり、持ち運びが容易で、アウトドアシーンでの撮影に最適です。

　「FinePix S8100fd」は、新たな撮影機能として当社独自の「ズームアップ3枚撮り」（*2）「ねらい撮りズーム」（*3）を搭載しました。「ズームアップ3枚撮り」は一度シャッターを押すだけで撮影した画像を「等倍・1.4倍・2倍」の3段階で記録することができます。特に人物撮影時は、顔検出機能「顔キレイナビ」と併用することで顔の部分を中心に拡大することができます。
　「ねらい撮りズーム」は、望遠機能を使用した際に被写体をより追いやすくした機能です。液晶モニターに2段階のガイドフレームを表示し（ガイドフレーム内を記録）、撮影したい被写体の周辺部分もガイドフレーム外に表示することで、被写体がガイドフレームの外に移動してもすぐに見つけることができます。例えば、運動会などで望遠撮影をする時、被写体の周辺部分も見ながら撮影することで、被写体を見失うことを防ぎます。

　また、「FinePix S8000fd」に比べて連写撮影コマ数を大幅に伸ばし約13.5コマ／秒（*4）の高速で最大33コマまでの連写を実現。高速連写で撮影した画像を約10コマ／秒で高速再生することも可能です。

　さらに、感度はISO6400（*5）まで設定可能。フル画素（1000万画素）でもISO1600を実現し、「手ブレ補正機能（CCDシフト式）」との相乗効果で光量が不足しがちな室内や夕暮れ時などのシーンでの撮影に威力を発揮します。加えて、グリップ部は表面にラバー素材を採用し、手にしっかりフィットする指がかりのある形状をしており、カメラのホールディング性を高めることで、ブレにくい望遠撮影ができます。

　このほか、ご好評をいただいている顔検出機能「顔キレイナビ」はカメラを被写体に向けるだけで最大10人の顔を一度に検出し、人物の顔にピントを合わせ、顔の明るさを自動調整します。光学式18倍ズームと併用すれば、遠くにいる被写体の顔をアップにして、キレイに撮影できます。

　「FinePix S8100fd」は、あらゆるシーンに対応し、多彩な撮影をアシストする高機能ロングズームデジタルカメラです。