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ロングズームデジタルカメラ「FinePix S100FS」
風景写真に最適!リバーサルフィルムのような色再現が楽しめる
「フィルムシミュレーションモード」搭載
ロングズームデジタルカメラ「FinePix S100FS」
豊かな階調表現を実現する従来比4倍のダイナミックレンジ(*1)
新 発 売


平成20年1月24日
富士フイルム株式会社

 富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、FinePix誕生10周年にあたる記念モデルとして、ダイナミックレンジを飛躍的に広げることで豊かな階調表現を実現し、「フィルムシミュレーションモード」により風景写真に最適なリバーサルフィルムのような色再現を可能としたデジタルカメラ「FinePix S100FS」を富士フイルムイメージング株式会社(社長:杉原 和朗)を通じて、2月下旬より発売いたします。

 「FinePix S100FS」は、新開発の有効画素数1110万画素の「スーパーCCDハニカムVIII HR」および「リアルフォトエンジンIII」から成る「リアルフォトテクノロジー」により、従来比約4倍のワイドダイナミックレンジを実現。明暗差が大きい撮影シーンにおいてもハイライト部の白とびを抑え、豊かな階調表現で、目で見たままの色彩を再現することが可能になりました。また、最高感度ISO10000(*2)を実現し、高感度撮影時においても高解像度・低ノイズを両立させ、最適な信号処理を行うことで、クリアな画像が得られます。

 フィルムカメラでは、シーンに応じて最適なフィルムを選択しますが、「FinePix S100FS」には、フィルムを選択する感覚で設定できる 4種類の「フィルムシミュレーションモード」をロングズームデジタルカメラで初めて搭載しました。ネイチャーフォトグラファーの支持が高く、色をより鮮やかに表現したいときに最適な「Velviaモード」、見た目どおりの自然な色再現を可能とした「PROVIAモード」、弱めのコントラストで落ち着いた発色の「ASTIAモード」、滑らかな階調を表現する「PORTRAITモード」をご用意しました。これらのモードを撮影目的・意図に合わせて使い分けることで、カラーリバーサルフィルムやプロ用カラーネガフィルムのような色再現を楽しむことができ、ダイナミックで色鮮やかな写真表現が可能となります。

 レンズは独自設計の28mm〜400mm(*3)フジノン光学式14.3倍ズームレンズを搭載。広いズームレンジ全域に渡って高いレンズ性能を確保。専用CCDとの組み合わせにより高精細レンズの表現力を全焦点距離で最大限に発揮します。さらに、レンズシフト式手ブレ補正機能によりシャッタースピード約3段分に相当する手ブレを補正します。また、レンズとボディが一体型なのでレンズ交換やゴミ・ほこりが入る心配がないため、撮影に集中できます。

 さらに、新搭載のマルチブラケティング機能により従来の「AEブラケティング」に加え、新たに「ダイナミックレンジ」「フィルムシミュレーション」のモードにおいてもブラケティング撮影が可能。1回のシャッターで 3種類の写真を撮影し、選択することができます。また、最大7コマ/秒(300万画素)、フル画素(1110万画素)で約3コマ/秒の高速連写を達成。

 「FinePix S100FS」はこれまで富士フイルムが培ってきたノウハウと最先端の技術を駆使し、風景写真撮影などに関心の高いハイレベルな写真愛好家の多彩なニーズにおこたえする高性能ロングズームカメラです。

*1 
デジタルカメラのダイナミックレンジとは、明るい部分から暗い部分までの表現領域のことを言います。ハイライト部を白とびしない条件で撮影し、従来その条件では黒つぶれしていたシャドー部を、富士フイルム独自の高感度高画質技術を用いてノイズを抑えた最適な画質にすることにより、ハイライト部からシャドー部までのワイドダイナミックレンジを実現しました。ダイナミックレンジは、従来のスーパーCCDハニカム HRを搭載した機種の約4倍になります。
*2 
記録画素数1110万画素で最高感度ISO3200、記録画素数300万画素で最高感度ISO10000。
*3 
35mmフィルム換算。





1. 製品名フジフイルム デジタルカメラ「FinePix S100FS」



<2月14日追加事項>
2. 発売日平成20年2月下旬 → 平成20年2月23日発売
3. メーカー希望小売価格  オープン

4. 主な特長
(1) 富士フイルム独自の技術を生かした4種類の「フィルムシミュレーションモード」を搭載。
最適なフィルムを選ぶ感覚で、色彩や階調を表現意図に合わせて選べる「フィルムシミュレーションモード」搭載。カラーリバーサルフィルムのような色再現を楽しめる「Velviaモード」「PROVIAモード」「ASTIAモード」、プロ用カラーネガフィルムのような滑らかな階調を表現できる「PORTRAITモード」が選択可能。
「Velvia」モード青空をより青く、夕焼けをより赤く、また花の色をより鮮やかに表現したい時に最適。
「PROVIA」モードスタンダードな発色と階調で、見た目どおりの自然な色再現を求める際に最適。
「ASTIA」モードしっとりとした山岳風景や花びらの微妙な色調など、落ち着いた発色を求める際に最適。
「PORTRAIT」モード : 肌色再現を重視し、白とびや黒つぶれに細心の注意を払う人物撮影に最適。
(2) 新開発の「スーパーCCDハニカムVIII HR」「リアルフォトエンジンIII」を搭載。
有効画素数1110万画素の2/3型「スーパーCCDハニカムVIII HR」を新開発。豊かな階調と高速性を両立する14bitのデュアルチャネル出力構造・デュアルA/Dコンバータを組み合わせることで、並列処理による高速読み出しを実現。
ダイナミックレンジを従来比約4倍(*1)に大幅拡大し、晴天の屋外など明暗差が大きいシーンでは、ワイドダイナミックレンジで白とびを抑え、豊かな階調表現を実現。また、ワイドダイナミックレンジを生かして、撮影シーンに合った最適なレンジ幅の設定が可能。カメラが自動でシーンに最適なダイナミックレンジを設定する[AUTO]のほか、撮影の意図に合わせて[100%][200%][400%](*4)の3つのレンジ幅から自在に選択することが可能。
最先端のデジタル画像処理技術を結集した「リアルフォトエンジンIII」搭載。低ノイズ化により、記録画素数1110万画素でISO3200、300万画素でISO10000の高感度撮影を実現。
*4 
200%設定時はISO200以上・400%設定時はISO400以上になります。
(3) マルチブラケティング搭載。
「ダイナミックレンジブラケティング」「フィルムシミュレーションブラケティング」「AEブラケティング」などの3種類のブラケティング機能を備え、一度のシャッターで撮影条件をかえた3枚の写真を撮影可能。
(4) 28mm〜400mm(*3)高精細フジノン光学式14.3倍ズームレンズを搭載。
広角28mmから望遠400mmまでの広い焦点距離をカバーし、F2.8〜F5.3(開放F値)を実現。高倍率ズーム時に威力を発揮するレンズシフト式手ブレ補正機能付きフジノン光学式ズームレンズを搭載、シャッタースピード約3段分に相当する手ブレ補正を実現、広いズームレンジ全域に渡って高いレンズ性能を確保。
レンズとボディが一体型で、CCDとレンズの特性を最適化し、高画質・高精細な画作りを実現。また、レンズ交換が不要なため、外部からのゴミ・ほこりが入らない。
マニュアルズーム方式を採用しており、ズーム倍率のすばやい変更が可能。
1cmまで寄れるスーパーマクロ撮影が可能(*5)
*5 
広角28mmのみで使用可能。
(5) 風景写真を中心とした多彩なシーンの撮影に最適な充実のシーンポジション。
風景写真撮影に最適の「ネイチャー」「ネイチャーソフト」「ネイチャービビッド」などを含む14種類のシーンポジションを搭載。
「ネイチャー」標準的な発色と階調で、スタンダードな風景撮影に最適。
「ネイチャーソフト」風景撮影においてコントラストを弱めてしっとりと表現したいときに最適。
「ネイチャービビッド」 : 高彩度な発色とメリハリある階調表現でダイナミックな風景、自然写真に最適。
(6) 快適な操作を実現する、充実の機能。
お好みの撮影条件を保存し、モードダイヤルの選択で簡単に呼び出し可能な「カスタムモード(C1,C2)」を搭載。
カメラが自動で人物の顔を検出し、顔に合わせてピントや露出を最適化する富士フイルム独自の「顔キレイナビ」を搭載。
AF性能の向上により、従来は難しかった低輝度での高速AFが可能。
CCDから読み出されたデータを圧縮せずに、そのまま記録するCCD-RAWモード搭載。
1110万画素記録のフル画素で3コマ/秒の連写モードを搭載。RAWで最大3コマ、JPEGで最大7コマまでの連続撮影が可能。また高速連写モードとして300万画素記録で7コマ/秒、最大50コマまでの連続撮影(JPEG)が可能。
画像再生において約10コマ/秒のスピーディな表示が可能。画像閲覧がスムーズで便利。
撮影中にズーム・AE・AFが可能な、高画質30フレーム/秒の音声付き動画撮影機能搭載。
2.5型・約23万ドット・視野率約100%の上90°下45°まで可変の液晶モニター搭載により、マルチアングルでの撮影が可能。
フィールドシーケンシャル駆動方式を採用した新開発0.20型、約20万ドットの電子ビューファインダーを搭載。発色性・色再現性が大幅に向上。撮影画像に近い色再現の実現により、画作りを確認しながらの撮影が可能。
装着したまま、市販のPLフィルターの調整が可能な窓を装備したレンズフード同梱。
別売のリモートレリーズ(RR-80)を使用することでカメラブレを最小限に抑えたり、離れた位置でシャッター操作を行うことが可能。
xD-ピクチャーカードとSDメモリーカード/SDHCメモリーカードに対応するデュアルスロットを搭載。

 フジカラーデジカメプリントで美しいプリントをお手元に 
   フジカラーのお店にメモリーカードを持っていけば、気軽にフジカラーデジカメプリントが注文可能。大伸ばしプリントも美しく仕上がります。

 さまざまな写真の「楽しみ」を提供する写真総合サイト「Fotonoma(フォトノマ)」 
   「Fotonoma」は富士フイルムがインターネットを通じて、デジタルカメラや写真に関するさまざまな情報と、コミュニケーションサービスを連動させた、便利で、楽しめる写真総合サイトです。
  【サービス内容】
   デジタルカメラで撮影した写真で、公開・共有・交換・フォト日記などにより、新たな写真の楽しみ方が体験できる、参加型フォトコミュニティサービス「シェアリングコミュニティ」。
写真撮影テクニック、撮影スポット、フォトコンテスト、写真展など、写真に関する便利な情報提供。
デジタルカメラで撮影した画像の携帯電話への送信など。

 「FinePixViewer Ver.5.4」(*6)で画像の楽しみ方が広がる 
   デジタルカメラで撮影した画像をパソコンで閲覧、加工、プリントすることが可能な画像閲覧ソフト。CCD-RAWファイル変換機能を使ってCCD-RAWファイルから簡単に画像ファイルを作ることができます。
   富士フイルムの長年にわたる写真技術やノウハウが凝縮された“Image Intelligence™”の画像補正技術を利用−自動画像補正機能、赤目補正機能、簡単顔ズーム機能を搭載。
パソコンに保存された大量の画像を、日付順に並べて画像を一覧表示。
好きな写真を選んで、簡単にネットプリント注文やホームプリントが可能。
CCD-RAWファイルを階調やホワイトバランスなどを指定してTIFF、Exif-JPEG、BMPなどのファイル形式に変換可能。
*6 
「FinePixViewer Ver.5.4」は Windowsにのみ対応。Macintosh(Mac OS X)の場合は「FinePixViewer Ver.3.5」がご利用いただけます。

xD-Picture Card™ は、富士フイルム株式会社の商標です。
その他の社名、商品名などは、日本および海外における各社の商標または登録商標です。

5. 別売アクセサリー

6. 「FinePix S100FS」の主な仕様


ロングズームデジタルカメラ「FinePix S100FS」




本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
お客さま お客様コミュニケーションセンター TEL 03-5786-1712
報道関係 広報部 TEL 03-6271-2000
関連リンク 関連リンク更新日 平成20年1月24日
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