ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。富士フイルム株式会社 役員氏名の正式表記は、【富士フイルムについて | 役員一覧】をご覧ください。 |
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新開発のCCDと画像処理エンジンを、過酷な撮影環境にも耐える堅牢ボディに搭載! |
広いダイナミックレンジと徹底した低ノイズ化により、銀塩写真に匹敵する表現力を実現 |
プロフェッショナルのハイレベルな要望にこたえる |
デジタル一眼レフカメラ「FinePix S5 Pro」 |
新 発 売 |
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、富士フイルムイメージング株式会社(社長:杉原 和朗)を通じて、銀塩写真の画質に匹敵する表現力と過酷な撮影環境にも耐える堅牢性を実現した、プロフェッショナル向けデジタル一眼レフカメラ「FinePix S5 Pro」を平成19年1月下旬に発売いたします。
「FinePix S5 Pro」は、スタジオでの撮影に加え、レストランウエディングや屋外での自然光を利用したロケーションフォトなど多様化する人物撮影、また、プロフェッショナルからハイエンドアマチュアカメラマンまで幅広く人気の高いネイチャーフォトなどの色彩表現を重視した撮影に、圧倒的な強みを発揮します。
今回新たに開発した「スーパーCCDハニカムSR Pro」*1と「リアルフォトエンジンPro」*2から成る「リアルフォト テクノロジーPro」により、従来機「FinePix S3 Pro」でご好評をいただいている広いダイナミックレンジ性能を進化させることで、銀塩写真に匹敵するなめらかな階調表現を実現しました。また、最高感度ISO3200の高感度撮影を可能とした、徹底したノイズ低減により、教会のような屋内暗所での人物撮影についても高画質撮影が可能です。さらに、光学ローパスフィルターの最適化により高い解像度を保ちつつ、モアレを低減し、被写体の細部にわたる忠実な描写も可能にしています。
富士フイルム独自の顔検出技術をIC化し、人物撮影をアシストする「フェイスズームイン機能」は、ボタン1つで、人物の顔の部分を大きく見やすくなった2.5型液晶モニターに瞬時に拡大表示します。表情やフォーカスなどを確認することで、よりクオリティの高い撮影が可能となります。
富士フイルム独自の「フィルムシミュレーションモード」も一層充実。従来までの最適なフィルムを選ぶような感覚で、色彩や階調を表現意図に合わせて選択できます。肌色を階調豊かに再現する「プロフェッショナルポートレートモード」は、従来の「スタジオポートレートモード」に新たなバリエーションを追加し、人物撮影のさまざまなライティング条件や撮影意図に合わせて、モードを選択することができるようになりました。
一方、人気の高いネイチャーフォトなどの撮影においても、リバーサルフィルムに迫る色彩表現が可能な「フジクロームモード」により、ダイナミックで色鮮やかな写真表現が可能となります。これにより、従来のデジタル一眼レフカメラでの写真表現では十分に満足できなかった撮影者のニーズにおこたえします。
「FinePix S5 Pro」は、ボディにマグネシウム合金を採用。さらに徹底したシーリングにより、従来機「FinePix S3 Pro」に比べて、過酷な撮影環境での堅牢性と防滴性、防塵性を大幅に向上しています。また、コマーシャルスタジオや営業写真などのデジタル化に伴う多ショット撮影にもこたえる、10万回を超えるレリーズテストをクリアしたシャッターユニットを新たに採用し、あらゆる撮影環境で安心してご使用いただけます。
この他、パスワードで誤操作を防止する「ファンクションロック機能」、カラー/モノクロの表示が選べて、より正確なフォーカシングを可能にする「ライブビュー機能」、RAWデータとJPEGデータを同時に保存できる「RAW+JPEG同時記録機能」など多彩な機能がプロフェッショナルワークフローを細部までサポートします。
「FinePix S5 Pro」は、銀塩写真に匹敵する最高峰の写真表現力を実現する、プロフェッショナルのハイレベルな要望にこたえるデジタル一眼レフカメラです。
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*1 |
新開発「スーパーCCDハニカムSR Pro」について |
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FinePix S5 Pro用に新規に開発したCCDには、従来よりご好評いただいている、広いダイナミックレンジにより、黒つぶれ、白とびといった現象にも強い、SRタイプのハニカムCCDを採用いたしました。
ハニカムCCDはフォトダイオード配列を従来型CCDの正方格子配列から45度回転させ、フォトダイオードの形状を受光面積の大きい八角形にして効率よく配列したCCDです。SRタイプのハニカムCCDは、面積が大きく感度が高い「S画素」と、面積が小さくダイナミックレンジを広くするための「R画素」という2種類の画素から構成されています。これにより、「S画素」のみの従来型ハニカムCCDに比べ400%の広いダイナミックレンジを実現しています。また、デバイス性能の向上によりISO3200の高感度を実現するための低ノイズ化を実施しています。 |
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*2 |
FinePix S5 Pro用に新規に開発した画像処理エンジン。高度かつ高速な信号処理技術をICチップ化。 |
記
1. |
製品名 | フジフイルム デジタルカメラ「FinePix S5 Pro」 |
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<1月17日追加事項> |
2. |
発売日 | 平成19年1月下旬 | → 平成19年1月31日発売 |
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※ |
別売アクセサリー「ハイパーユーティリティーソフト HS-V3」は2月10日、
「ハイパーユーティリティーソフト HS-V3UP」は3月8日発売。 |
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3. |
メーカー希望小売価格 | オープン |
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4. |
主な特長 |
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(1) |
新開発の「リアルフォト テクノロジーPro」搭載 |
| ・ | 有効画素数1234万画素(感度が高いS画素:617万画素、ダイナミックレンジを広げるためのR画素:617万画素)をもつ、進化した「スーパーCCDハニカムSR Pro」*1搭載により最大記録画素数4256×2848 ピクセル(1210万画素)の超高画質を実現。 |
| ・ | 最先端のデジタル画像処理技術を結集した「リアルフォトエンジンPro」*2搭載。「ダブルノイズリダクション」により、ISO3200の高感度撮影時でも極めてクリアな画像を実現。 |
| ・ | 広ダイナミックレンジを生かして、撮影シーンに合った最適なレンジ幅の設定が可能。カメラが自動でシーンに最適なダイナミックレンジを設定する[AUTO]のほか、撮影の意図に合わせて[100%(STD)][130%][170%][230%(W1)][300%][400%(W2)]の6つのレンジ幅から自在に選択することが可能。 |
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(2) |
過酷な撮影環境にも耐える、堅牢なボディを実現 |
| ・ | ボディには堅牢、かつ軽量なマグネシウム合金を採用。 |
| ・ | ボディの随所にシーリングを施し、極めて高い防滴性と防塵性を実現。 |
| ・ | 約10万回ものレリーズテストで高精度と高耐久性を証明した、信頼性の高いシャッターユニットを搭載。さらに、シャッターレリーズ時の振動の抑制、静粛性を実現。 |
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(3) |
総合写真メーカーとしての技術を生かした「フィルムシミュレーションモード」搭載 |
| ・ | 最適なフィルムを選ぶ感覚で、色彩や階調を表現意図に合わせて選べる「フィルムシミュレーションモード」搭載。リバーサルフィルムに迫る色彩表現が可能な「フジクロームモード」や、肌色を階調感豊かに再現する「プロフェッショナルポートレートモード」が選択可能。特に「プロフェッショナルポートレートモード」では、従来の「スタジオポートレートモードF1」に加え、さらに3つのバリエーションF1a/F1b/F1cを追加し、人物撮影のさまざまなライティング条件や撮影意図に合わせて最適な設定を選択可能。 |
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(4) |
プロが求める快適な操作を実現する、充実の機能 |
| ・ | 富士フイルム独自の顔検出技術をIC化し、「フェイスズームイン機能」を搭載。ボタン1つで人物の顔の部分を瞬時に液晶モニターで拡大表示し、表情やフォーカスの確認が可能。 |
| ・ | パスワード設定により誤操作を防止できる「ファンクションロック機能」搭載。 |
| ・ | カラー/モノクロ切り替えが可能で、より正確なフォーカシング、画角確認ができる「ライブビュー機能」搭載。 |
| ・ | 従来のRAWデータ記録、JPEG記録に加え、RAWデータとJPEGデータ(4256×2848ピクセル、3024×2016ピクセル、2304×1536ピクセルより選択可能)を同時に保存できる「RAW+JPEG同時記録機能」搭載。 |
| ・ | RS-232C仕様のバーコードリーダー*3を接続することで画像ファイルを管理することができるバーコード管理機能搭載。 |
| ・ | ファインダー倍率が0.94倍にアップし、視認性がさらに向上。 |
| ・ | 11点測距AF機能により、狙った構図での高速なフォーカシングが可能。 |
| ・ | 高精度i-TTL調光を採用、より高精度なフラッシュ調光が可能。 |
| ・ | 視野率約100%の2.5型・約23万画素液晶モニター搭載。 |
| ・ | ニコンFマウントを採用。AF-Sレンズを含む、全てのD/GタイプAFニッコールレンズが使用可能。またマニュアルフォーカスのAiニッコールでも使用可能。 |
| ・ | 新開発のハイパーユーティリティーソフト「HS-V3」(別売)を活用すれば、CCD-RAW14bitで撮影した画像を高精度に変換することが可能。また、パソコンからレリーズを切れるPCコントロールが可能。 |
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*3 |
バーコードリーダーの接続には別途専用の接続ケーブル(ニコン製MC-35)が必要です。 |
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フジカラーデジカメプリントで美しいプリントをお手元に |
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フジカラーのお店にCFカードを持っていけば、気軽にフジカラーデジカメプリントが注文可能。大伸ばしプリントも美しく仕上がります。 |
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オーダーメイド銀写真プリント「ARGENTO (アルジェント)」 |
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デジタル一眼レフカメラの撮影データから銀写真ならではの高品位な作品をオーダーメイドで作ることができるサービスです。彩度や色調などの細かい補正を指示することができるほか、光沢度の異なる3種類の印画紙が選択できるなど、お客さまの多様な要望におこたえするメニューをそろえ、思いのままに作品作りが可能です。 |
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FinePix「Picture The Future」 (ピクチャー ザ フューチャー) に対応 |
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「Picture The Future」は、「FinePixViewer」から会員登録すると利用できるインターネットサービスです。デジタルカメラで撮影した画像を活用して楽しむことを目的に以下のサービスを展開しています。 |
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・ | デジタルカメラで撮影した画像の携帯電話やパソコンへの送信 |
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・ | 多様なテーマで開催されるフォトコンテストへの参加、閲覧 |
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・ | オンラインアルバムやフォトダイアリーの作成、公開 |
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