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フォトキナ2008は「Fujifilm. Expand the World of Imaging」をスローガンに
各種新製品、新サービスを出展


平成20年9月16日
富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、9月23日から26日までドイツのケルン市で開催される世界最大の写真展示会「フォトキナ2008」に出展いたします。
今回は「Fujifilm. Expand the World of Imaging」のスローガンのもと、各種新製品、サービスを出展いたします。このスローガンは最新技術や付加価値サービスにより、富士フイルムがこれからも写真の未来を担い、写真の価値を拡大させていこうという強力な姿勢を示すものです。

富士フイルムは創業当時から70年間以上、写真フィルムを始めとする感光材料とサービスで、より良い映像情報を提供すべく努力を続けて参りました。また、デジタル製品の研究開発にもいち早く取り組み、デジタル製品、サービスの開発、提供も強力に進めて参りました。
富士フイルムは写真や映像の世界に貢献し、イメージングの世界を広げていくことを目指して日々活動を続けており、その成果をフォトキナで発表、展示いたします。

昨今のデジタル関連技術の発展は目覚しく、デジカメに顔検出機能やシーン認識機能などが搭載されるとともに、高画素、高感度化により撮影領域も広がり、撮影のショット数が大幅に増大しています。また、ショット数が増大するに従い、写真の楽しみ方も変わってきています。画像を単にプリントにするだけではなく、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)で共有したり、フォトブックなど様々な付加価値プリントサービスを楽しんだりと写真の楽しみ方が多様化してきています。

富士フイルムも、デジカメの高感度化、顔検出機能、シーン認識機能、ワイドダイナミックレンジ機能などの搭載により、大切な瞬間を人が目で見たそのままに、最高の写真画質で再現し、撮影領域を大幅に向上させました。
また、写真の楽しみ方の多様化に対応すべく、店頭受付機での注文や自宅からのネットでの注文など注文方式の選択肢を増やすとともに、銀塩に加え、インクジェットや昇華型など様々なプリントサービスを展開しております。その中核を成すのが、「Expanding Frontier Solutions(イクスパンディング フロンティア ソリューションズ)」で、フロンティアを中心とした、当社ならではのシステムにより、様々なプリントサービスを提供しております。

写真は、人生の貴重な瞬間、愛するもの、大事な記録をいつまでも残すという役目があり、人間にとってとても価値の高いものです。富士フイルムはこれからもこの写真の価値を大切にするとともに、写真の役割、世界を広げながら、これからも写真文化をしっかりと守っていきます。

● 展示概要
フォトキナ2008では、「デジタルカメラ」と「Print at Retail(お店プリント)」を展示の2本柱として出展します。「デジタルカメラ」エリアでは、高品質で充実した製品ラインアップの「FinePix」シリーズを、「FinePix. More than you imagined」の新スローガンのもと出展いたします。「Print at retail」エリアでは、フォトブックをはじめ富士フイルムならではのお店での多彩なプリントサービスをご提案いたします。

尚、今回のフォトキナでの主な展示内容は以下のとおりです。

 
1. デジタルカメラ -FUJIFILM FinePix. More than you imagined-
富士フイルムは、“FUJIFILM FinePix. More than you imagined”の新スローガンのもと、「デジタルカメラ FinePix最新ラインアップ」を出展いたします。
今回の「フォトキナ2008」での富士フイルムデジタルカメラコーナーは、「2008年秋の最新ラインアップのタッチ&トライ」「リアルフォトテクノロジー体験」「近未来技術」による3ゾーンで構成されており、最新モデル、新技術の撮影体験や未来映像システム展示と見どころ満載の展示となっています。

新製品のFinePix F60fdは、インテリジェントな自動シーン認識機能「シーンぴったりナビ」と「リアルフォトテクノロジー」により、「フルオート撮影」で簡単にきれいに撮影できます。また、「人物」の撮影では検出範囲360°を実現、さらに最速0.036秒の顔検出機能「顔キレイナビ」が威力を発揮します。
同じく新製品のFinePix S2000HDは、広角27.6mmからのフジノン光学式15倍ズームを搭載し、幅広い撮影が楽しめます。また、ハイビジョンテレビを専用ケーブル(*1)でつなぐだけで、撮影した動画や静止画を大画面・高精細で楽しむことが可能です。
新製品のFinePix J150w/J120/J110w/J100は、広角28mm(*2)・フジノン光学式5倍ズームレンズ・3.0インチ(*3)液晶で、多様なニーズに応えるスタイリッシュデジタルカメラです。

 
*1:
別売 
 
*2:
J150w/J110wのみ対応 
 
*3:
J150w/J120のみ対応 

広角から望遠まで、幅広い撮影領域が楽しめるFinePix S100FSも展示。リバーサルフィルムやプロネガフィルムのような色再現性が楽しめる4種類の「フィルムシミュレーションモード」を搭載。また、ワイドダイナミックレンジ400%を実現し、明暗差が大きいシーンでも白飛びを抑え、色調豊かな写真表現が可能です。
FinePix S8100fdは、広角27mmからのフジノン光学式18倍ズームレンズを搭載。13.5コマ/秒の高速連写機能も搭載。FinePix S1000fdは、フジノン光学式12倍ズームレンズを搭載しながら、手のひらサイズの大きさを実現。

FinePixのフラッグシップシリーズのFシリーズからは、FinePix F100fdを展示。ワイドダイナミックレンジ400%を実現するとともに、高画質1200万画素、最高感度12800を実現し、高解像度かつ低ノイズのクリアな画質を実現しました。

高機能かつスタイリッシュなZシリーズとして、FinePix Z200fdとFinePix Z20fdを展示。
Z200fdは、フラットで無駄がないフォルムで、光学5倍ズームレンズ、高画質1000万画素、手ブレ補正機能を薄いボディに搭載。
Z20fdは動画専用の撮影ボタン、「つなぎ撮り」モード、「動画カット」機能を搭載し、動画撮影をますます楽しく、便利にいたします。

また、“リアルフォトテクノロジー体験”コーナーでは、インテリジェントにシーンを認識して最適な撮影条件に自動で設定する「シーンぴったりナビ」、明暗差が大きいシーンでも白飛びを抑える「ワイドダイナミックレンジ400%」、最速0.036秒の高速検出を実現し、さらには90°までの横顔や360°までの斜め顔を検出する「顔キレイナビ」、顔検出機能を活用したセルフタイマー「恋するタイマー」の撮影体験ができます。

“FinePix近未来技術”
今回のフォトキナでは“Super CCD”の次世代バージョンを、新センサーの開発コンセプトを製品化に先駆けて特別展示いたします。
また、さらに富士フイルムが、近未来に向けた全く新しい次元の映像システムを開発いたしました。新たな映像の世界を、コンセプトモデルとイメージ映像にて提案してまいります。

 
2. Print at Retail(お店プリント)-フォトブックを中心とした多彩なお店でのプリントソリューション
フォトキナでは富士フイルムの「Expanding Frontier Solutions(イクスパンディング フロンティア ソリューションズ)」が可能にする、プリントソリューションの数々をご紹介いたします。
フォトブック市場は2005年頃から急速に立ち上がり、今後も大きな成長が予想されています。富士フイルムは、このフォトブック市場に対し、プリントオーダーターミナルソフトウエア(TS)やフォトブック用のプラグインソフトを展示いたします。また、このソフトは富士フイルムのフロンティアにも、ゼロックスのPhaserプリンターにも繋げて使用することができます。

また、各種付加価値プリントサービスを可能にする「Expanding Frontier Solutions」のプリンターの数々も展示いたします。ワークフローマネージメントソフトウェア(MS)はフロンティアをはじめ、数々のプリンターに接続可能で、フロンティアに加え、サーマルフォトプリンターのASK、広幅のエプソンStylus Pro 7880なども展示いたします。また、新製品のフロンティアドライミニラボDL410も展示し、新しいプリントサービスの更なる拡がりを実感して戴きます。
フロンティアドライミニラボDL410は設置面積わずか0.5平方メートルで、650枚/時(4R:152x102mm)の高画質プリントを実現、デジタルミニラボフロンティアシリーズの新ラインナップとして加わりました。
また、プリントオーダーターミナルソフトウェア(TS)によって実現する、シャッフルプリントをはじめとした付加価値プリントも合わせて展示いたします。

さらに、その場ですぐにプリントできる、サーマルタイプの高速プリンターASK-2500と、高濃度が特長のASK-3000を展示します。また、永年銀塩写真で培ってきた経験を生かし、白色度、光沢度、さばき性が優れ、環境にもやさしい次世代タイプの昇華型用ペーパー、Fujifilm Quality Thermal Photo Paperも展示いたします。

一方、プリントサービスが多様化するのに伴い、オーダー方法も多様化してきています。
新タイプの店頭受付機Digital Photo Center(DPC7)は、LCDモニターの調節が可能で、設置場所の自由度が広く、使い易さが向上しています。

今回のフォトキナでは富士フイルムとゼロックスの共同展示も実施いたします。富士フイルムの店頭受付機にゼロックスのPhaser7760を接続し、フォトブックソリューションのひとつとして、富士フイルムとゼロックスとのコラボレーションをアピールいたします。

 
3.イメージングの世界を広げる新製品の数々
イメージングの世界はインターネットの普及により益々広がっています。このイメージングの世界の広がりに応えるため、富士フイルムは様々な製品、サービスを提供して参ります。
富士フイルムは今年、ドイツのIP Labs GmbHを買収、今後益々増えるインターネットでのプリントオーダーに対応していきます。
更に、富士フイルムと、任天堂株式会社は、任天堂の据置型ゲーム機「Wii」から富士フイルムの「オンラインプリントサービス」につながる『Wii デジカメプリントチャンネル』を開設し、インターネットを通じて「デジカメプリント」や「フォトブック」などを注文できるサービスを、7月より開始しましたが、今回のフォトキナでも参考展示いたします。
また、PIE等で開発発表した中判カメラの参考展示もいたします。

 
富士フイルムはこれからもイメージングの世界を創造、発展させていくために、新しい、製品、サービスの開発を進めて参ります。



本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
   宣伝部  TEL 03-6271-2031
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